なんとなく、褒められることに慣れていないという方って実は多いようですね。
褒められた時の対応で「謙遜のしすぎ」は自分に対しても、そして相手に対しても失礼になってしまうということについて解説していきます。
謙遜することは日本人としての美徳なの?
昔から、謙遜することは美徳だなんて言われたりしますが、これは本当にそうなのでしょうか?
もちろん、自慢ばかりしているのは問題外ですが、そうではなく人からほめられた時などは謙遜する必要もあまりないように感じます。
謙遜することで、褒めてくれた方に対して失礼にあたることも多々あるからです。
謙遜することが相手に対して失礼になってしまう理由
例えば、あなたのことについて褒めてくれた方がいらっしゃるとします。
素敵なネックレスをしていて、「そのネックレス素敵ですね。」と褒められた時に、あなたならなんて答えますか?
「いえいえ、海外の夜市で買った安物なんです。」なんて答えてしまったりしませんか?
これは大げさな例ですが、多くの場合「そんなことないですよ。」なんて言ってしまうという方が多いようですね。
褒めていただいた時に、あまりにも謙遜してしまうと、せっかく褒めていただいた方に対して失礼に当たります。
なぜなら、その方は本当に良いと思ったから、素敵ですね。と言ってくださった訳ですよね?
そんな気持ちを否定することにもつながりませんか?
良いものを良いと言ってくれたのにもかかわらず、そんなことないですよということを伝えることで、良いと思ってくれた気持ちを否定してしまうことにもなりかねません。
言った側からすると、なんとなく嫌な気持ちになってしまったりしますよね?
謙遜のしすぎは自分自身を否定することでもある
自己否定についてはコチラも
また、自分自身が本当はそのネックレスを気に入ってつけていたとします。
それなのにもかかわらず、そんなことないですよ。なんて言ってしまうのは、自分が選んで身につけたネックレスを否定してしまっているということにもつながります。
また、それは自分自身を否定してしまってるということにもつながりませんか?
自分で良いと思って身につけてるものを、わざわざ否定する必要なんてないですよね?
素敵な女性はどう対応するか?
素敵な女性は、誰かからほめられた場合に必ず「ありがとうございます。」と言います。
もう100パーセントそうなのではないでしょうか?
相手が褒めてくださったことに対して、まずお礼の気持ち、感謝の気持ちを伝えます。
自分自身が気に入って使ってるものに対して褒めていただけたら、とっても嬉しいですよね?
素直に、その気持ちを伝えれば良いだけなのではないでしょうか?
もちろん、謙遜しなければならない場面もあるかもしれません。
そんな時には、最初にまずはお礼の気持ちを伝えてから、お話を始めてみるのも良いでしょう。
そうすることで、一旦相手のことも、自分自身のことも受け入れることにつながります。
ありがとうはいろいろな場面で使える、魔法の言葉です。
相手を受けいれるために言葉としても、ありがとうを積極的に使ってみませんか?
そんなことないですよ。と言われるよりも、誰であってもありがとうございますといわれた方が嬉しいに決まってます。
謙遜してしまう癖があるという方は、是非こういう場面でも、積極的にありがとうという言葉を取り入れてみると良いでしょう。
これができるようになると、人間関係がスムーズにいくことが多くなります。
人間関係は、自分次第でよくもなり悪くもなるものです。
全てあなた次第なのです。
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