10月9日に逆行を終えて順行に戻り、水瓶座入りに向けて舵を切った冥王星についての詳細を、ホロスコープで解説していきます。
まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。
冥王星の逆行終了、そして順行へ
冥王星という惑星は、地球から一番遠い惑星になります。
そのため、冥王星が動くことで社会全体に大きな影響が及ぼされると言われています。
時代の流れに何らかの軌跡を残す星と言っても過言ではないかもしれませんね。
そんな冥王星ですが、
10月9日に、約5ヶ月の逆行を終えて順行に戻ります。
山羊座26度という度数で、山羊座を終えて次の星座である水瓶座に進む、そんな度数に今いるということですね。
ここから水瓶座0度に向けて旅を続け、2023年3月23日に水瓶座入りします。
冥王星の水瓶座入りを受けて、風の時代がまた一段深まっていくという流れになっていきます。
順行に戻ったタイミングのホロスコープ
まずは
冥王星が順行に戻ったタイミングのチャートを見てみましょう。
ホロスコープを見てみると、
冥王星は3室に在住。
3室と言えば双子座の定位置で、双子座の支配星である水星と調和的な角度を形成しています。
アセンダントは蠍座。
これから深まっていく風の時代は、
言葉やコミュニケーションがとても大切だということを伝えてくれています。
また、3ハウスという場所は情報を意味する場所でもあります。
これから先の時代、どんな情報を得てどんな方々とコミュニケーションをとっていくか?
・言葉
・コミュニティ
・情報
まさに、風の時代に大切なテーマが集まるハウスで冥王星は順行を開始。
これもまた、宇宙の采配としか言いようがありません。
アセンダントは蠍座。
本当に大切な人たちと密に関わっていく。
例えば情報一つにしても、
「誰から得られる情報なのか?」が今まで以上に大切になっていくということ。
情報化社会が深まっている今、何が正しくて何が間違っているのか?
何が自分に必要な情報なのか?
もはや判断すらつかなくなってきているという方も多いはずです。
だからこそ、
本当に信頼できる方々の間で行き交う情報に価値が生まれていく。
そして、自分にとって何が必要なのか?
何が大切なのか見極めた上で、必要な情報を取り入れていくことも本当に大切になっていきます。
今後、冥王星は逆行を繰り返しながら水瓶座で定着をしていきます。
完全に水瓶座で定着するのは、2024年になりますが、それまでの間に世界が変わる何らかの出来事が起こるかもしれません。
すでに世界は大きく変わり始めていますが、
このままでは均衡を保てないと宇宙がメッセージを発してくれている結果が今の状況なのかなと個人的には感じています。
冥王星の水瓶座入り時のホロスコープ
冥王星の水瓶座入りは2023年3月23日。
占星術の1年は、牡羊座に太陽が入る春分からスタートしますが、春分の2日後に冥王星が水瓶座入りすることになります。
完全に水瓶座入りしてから約20年間、冥王星の水瓶座時代が続くことになります。
3月23日のチャートを見てみると、またしても冥王星は3室で水瓶座入りします。
風の時代ならではですね。
完全に水瓶座入りする2024年までの間に、少しずつ社会のルールが崩壊していき、水瓶座的な自由、平等、エキセントリックな価値観が定着していきます。
それまでの間に、
地の時代の価値観、思い込みなどを一掃していくことが重要になってきます。
今まで築き上げてきたことが、ある日突然終わりを迎える。
なんていうことも無きにしも非ずですが、だからこそ身軽に。
いつでも再スタートできるように、生きていく上で必要になってくるスキルを身につけていくことがポイントの時代になっていくはずです。
重たい荷物を持ち続けていると、身動きが出来なくなってしまいますので
どんどん手放していけると良いですね。
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