ルーン占い講座、28回目の今回は、ルーン占いの実占編をお届けします。
まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。
ルーン占い実占
各ルーンの基本的な意味を覚えたところで、いよいよ実占です!
ルーン占いには大きく分けると2つの占い方があります。
①キャスティング
ルーンをサイコロのように投げて占う方法
②スプレッド
タロットカードのように、袋の中でシャッフルしてから並べる方法
こちらの2つです。
キャスティングは、キャストと呼ばれたりもしますが
クロスの上に少し離れた位置からルーンを投げて占います。
キャスティングシートを作成し、シートのどの場所にルーンが入っているのか?
などによっても占ったりします。
スプレッドで占う場合は、石、木のルーン、カードのルーン等
どれでも使用可能ですが、キャスティングを行う場合は石で行うと割れてしまう場合があるため、注意が必要です。
カードのルーンを使う際には、カードを全て出してクロスの上に置き、かき混ぜるのもアリです。
カードを全て出してかき混ぜることには、そこに小さな宇宙を作るという意味があります。
かき混ぜて、そこに混沌とした宇宙を作り、一つの山にまとめて秩序を作る。
その状態でカードを扇状に並べて、ピンとくるカードを一枚ずつ選んで展開していきます。
※ご相談者さまにカードを選んでいただく
という方法もあります。
という訳で、基本的なスプレッドをご紹介していきます。
ルーン占いのスプレッド「ワンオラクル」
最初にマスターしておきたいのは、ワンオラクル。
1枚のルーンで占う方法です。
例えば、「片思いの彼と恋愛成就するために、どうしたらいいですか?」と訊ねてみたら。
「フェオ」のルーンが出ました。
このルーンは努力の末に願望が実現することを表すルーンです。
地道に重ねる努力が愛を育んでくれるでしょう。
先を焦らず、少しずつ距離を縮めていくことが大事。
相手も好意を持ってくれていることを見て取ることができ、基本的にはこの恋が良い方向に向かってることを表しています。
ルーン占いのスプレッド「ツーオラクル」
お次はツーオラクルです。
ワンオラクルだけでも、結構色んなことがわかりますが、「で?」「どうすれば良いの?」と感じることもあるでしょう。
例えばさきほどの「フェオ」では、時間をかけてその恋が進展していくことはわかっても、具体的にどんなアクションを取れば前進するかはわかりませんよね。
そこで、もう一枚引きます。
これがツーオラクルです。
今回は「べオーク」でした。
べオークは母が子を慈しむような優しさ、包容力を表すカード。
つまり、「母のような寛大な心で相手に接するといいよ」「なんだかんだで、優しさや思いやりが相手の心を動かすよ」といった意味になります。
また、身近な人達のサポートによって恋が進展していくという暗示もあります。
誰か、キューピッド役を務めてくれるのかもしれませんね。
ルーン占いのスプレッド「スリーオラクル」
お次、スリーオラクルです。
彼とのこと、これからどうすれば良いのか?とう対策がわかると、次に気になるのは「じゃあ、その恋はいつ動くの?」ということではないでしょうか。
そこで役立つのが、3枚引きの「スリーオラクル」です。
例えば、「過去・現在・未来」「今月・来月・2か月後」といった形で、物事の展開を時系列で追うことができます。
では、先ほどの片想いについて、二人の関係の「過去・現在・未来」を見てみましょう。
【過去】・・・ギューフ
強い信頼関係を表すカード。二人の相性は良好で、互いに信頼し合える仲であったことが伺えます。
【現在】・・・イス
相手も恋愛相手として意識していた時期はあったようですが、今は二人の関係は停滞しています。進展させるキッカケをうまくつかめなかったのかもしれません。
まさにこれからどうなりたいのか?そのためにどうすれば良いのか?ということを考えるべき時にさしかかっていたようです。
【未来】・・・フェオ
ここで、またフェオが出ました!今、立ち止まって関係性を見つめ直していることは決して無駄にはなりません。時間はかかったとしても願望が成就する暗示ですから、優しさと包容力で停滞を抜け出し、大逆転で彼の心をつかむことができるでしょう。
【まとめ】
ごく基本的なルーン占いの手順とスプレッドをご紹介しました。
ルーン占いも、基本はタロット占いと同じです。
答えを導き出すにはきちんとルーンに向き合う必要がありますし、引く枚数を増やすことで、より多くの情報やアドバイスを得ることができます。
まずは練習として、「ワンオラクル」で毎日の運勢を占ってみることからスタートしてみてはいかがでしょうか。
たった1枚のルーンの恐るべき予言力が、あなたの未来を変えることになるかもしれませんね。
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