8月20日の水瓶座の満月についての詳細を、ホロスコープで解説していきます。
まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。
水瓶座の満月のホロスコープ
まずはじめに、今回の満月は8月20日の3時26分に水瓶座で迎えます。
ホロスコープをみてみると、水瓶座27度、獅子座27度で月と太陽が180度の角度を取っているのがわかります。満月の月は、7ハウスの終わりの8ハウスに入る所に滞在しているので、今回の満月は7ハウスの満月、5度前ルールで考えるなら8ハウスの満月になります。
7ハウスはパートナーシップ、そして8ハウスは、他者との深い繋がりを意味する場所です。
「私とあなた」にスポットライトが当たる満月と言えますね。
月は水瓶座。
キーワードは、自由、平等、改革です。
風の時代を牽引する役割を担っている水瓶座で迎える満月なので、とてもパワフルな満月です。
水瓶座の支配星は天王星。
天王星は10ハウスに滞在し、満月の月と太陽に対して不調和な角度を形成。
占星術の用語で言うと、Tスクエアという配置になります。
タイトなTスクエアのため、天王星からの影響はとても強く受けることに。
天王星と言えば改革の星なのですが、月、太陽、天王星共に不動宮のため、変えたいけど変えられない。
動きたいけど動けない。
そんな気持ちになることも、あるかもしれませんね。
今回の満月では、11ハウスの火星、木星ペアを頂点とする火星、木星、金星、土星のTスクエアがもう一つできています。
なんとなく、迷いが生じそうな配置ですが、鍵を握るのは「豊さ」に着目すること、そして「夢を思い描くこと」。
何かを変えたい。でも変えられない。
そんな時は、強制力を働かせてみるのも一つの方法です。
人それぞれ、変化のフックとなるものは異なります。
夢を思い描くことなのか、はたまたいつまでもこのままじゃダメだという気持ちなのか。
雨降って地固まる。
という言葉もあるように、何かしらの変化があるからこそ、私とあなたの関係性が一段深いところに入っていけることも多々あります。
手放したときに、本当の意味での大切さに気づけることもあるものです。
執着のエネルギーは、とても重たいものです。
執着からの関係性ではなく、私とあなたでどんな未来を創っていきたいのか?
本当に得たいもの、今世やっていきたいこと、進みたい道を進むためには、犠牲が伴うこともあるかもしれません。
小惑星ヴェスタにも注目
今回の満月のアセンダントは獅子座。
獅子座の支配星、チャートルーラーは太陽。
太陽のお隣には逆行中の水星、そして小惑星のヴェスタがタイトな角度でピッタリと寄り添っています。
ヴェスタと言えば、ローマ神話のかまどの女神であり、奉仕の女神でもあります。
そんなヴェスタが太陽にタイトに寄り添ってる訳ですから、自分の力を社会においてお役に立つために使う。
それが太陽の意味する自己実現に繋がっていく。
そんなエネルギー溢れる満月になります。
獅子座のヴェスタは、自分を信じること教えてくれています。
自分を信じると書いて、自信と読みます。
自分を信じるからこそ、辿り着きたい場所に辿り着ける。
そして、自分を信じるから、お相手を信じることもできるようになる。
他者を変えるのではなく、自分自身を変えていくことで、
社会において、そしてプライベートでも、豊かさを手にいれることができる。
豊かさに気づけるようになる。
そんなことを、宇宙は私たちに教えてくれているのではないでしょうか?
満月の手放しワーク
今回の満月では、
・常識に囚われすぎてしまう自分
・頑固さ
これらを手放すことで、
これからの時代はとても生きやすくなっていきます。
少しずつ、様々な改革が行われ、いよいよ地の時代の最終仕上げに入っていきます。
この後冥王星は一旦山羊座に戻り、本当に最後の振り返りの期間に入ります。
11月20日に水瓶座入りした冥王星は、もう山羊座には戻りません。
残り3ヶ月の間に、風の時代に向けて私たちもエネルギーの切り替えをしていく時です。
過去や古いものに固執するのではなく、いつでも新しい波に乗れるように、片手を開けて置けると良いですね。
それでは、素敵な満月をお過ごしください。