無料版陰陽五行講座8回目の今回は、「木」の属性を深堀り!性格&恋愛傾向についてのお話をしていきます。
四柱推命における「甲(こう・きのえ)」と「乙(おつ・きのと)」は、自然界の「木」を象徴する要素です。
これらの属性を持つ人々には、成長や発展、創造性に富んだ特性が見られますが、「甲」と「乙」ではその性質に違いがあります。
それぞれの性格特徴、恋愛傾向について詳しく見ていきましょう。
まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。
「甲(こう・きのえ)」の性格特徴
「甲」は、強くまっすぐに伸びる大木を象徴しています。
陰か陽かでいうと、「陽」。
これが示す通り、甲の属性を持つ人は強い意志とリーダーシップを持つ人物が多いです。
【性格特徴】
直線的な思考と行動: 甲の人は目標に向かって一直線に進むタイプです。決断力があり、困難に立ち向かう勇気を持っています。自分の信念を貫く姿勢が強く、周囲の影響を受けにくいでしょう。
頑固さと誠実さ:非常に誠実で、信頼できる人物です。ただし、その頑固さが災いして、他者との意見の違いを受け入れにくいこともあります。
野心とリーダーシップ: 甲の人は大きな夢や目標を持ち、それを達成するためのリーダーシップを発揮します。人を引っ張る力が強く、他者を導く存在として評価されることが多いでしょう。
【恋愛傾向】
積極的で攻める: 甲の人は恋愛においても主導権を握りたいタイプ。好きな人に対しては積極的で、相手を守りたいという強い気持ちがあります。時には過保護になりがちですが、その分、相手に対する思いやりが深いです。
安定した関係を求める: 安定した長期的な関係を求めます。関係が長く続くように前向きな努力をするでしょう。
「乙(おつ・きのと)」の性格特徴
「乙」は、柔らかくしなやかな草(つる草)や小さな木を象徴します。
陰か陽かでいうと、「陰」。
このため、乙の属性を持つ人は、甲の人とは対照的に柔軟で適応力のある性格を持っています。
自分がどんどん前に出ていくというよりは、縁の下の力持ちとしてサポートするタイプでしょう。
【性格特徴】
柔軟性と順応性: 乙の人は周囲の状況や環境に適応する能力に優れています。柔軟で、他者との協調を大切にする性格です。
繊細さと優しさ: 繊細で、人の気持ちを敏感に察知することができます。そのため、他者への気配りや思いやりが自然にできるでしょう。
内向的で控えめ: 自己主張が強くないため、控えめで内向的な性格を持つことが多いです。その控えめな態度が、周囲に安心感を与えることも多いようです。
【恋愛傾向】
控えめで繊細: 乙の人は恋愛においても控えめで、相手の気持ちを優先することが多いです。いわゆる「合わせ上手」。積極的にアプローチすることは少なく、どちらかと言えば受け身なタイプの方が多いでしょう。相手への思いやりや優しさで、自然に信頼を築いていきます。
調和を重んじる: 恋愛においても調和を大切にし、相手とのパワーバランスを重視します。衝突を避け、柔軟に対応することで、穏やかな関係を維持する傾向が見られます。
【まとめ】空に向かって力強く伸びる樹木と、そこに寄り添う草
「木」の属性を持つ「甲」と「乙」は、成長と創造の象徴でありながら、それぞれ異なる方法でその特性を発揮します。
自然界で例えると、成長する木とそれを支える草。
「甲」は大きな木のように、しっかりと根を張り、強くまっすぐに成長します。
嵐が来ても耐え抜き、いつか大きな実を結ぶことを目指すのです。
一方、「乙」はその木の周りに生える草のように、しなやかに風に揺れながらも根を張り、大木を支える役割を果たします。
両者とも自然の一部として互いに助け合いながら成長していくのです。
人生のさまざまな場面でこれらの特性を活かし、それぞれが違った形での成功を収めるでしょう。