カバラ生命の樹講座6回目の今回は、 「ライフパスナンバー」とカバラ~数字が語るあなたの人生の道~についてのお話をしていきます。
「ライフパスナンバー」を知っていますか?
ライフパスナンバーとは、誕生日から導き出される数字で、人生のテーマや運命を示すものです。
ユダヤ教の神秘思想「カバラ」の中で重要視される数字の力は、あなたがどんな道を歩むべきかのヒントを教えてくれます。
今回は、ライフパスナンバーの計算方法とその意味、そしてカバラとの関係について詳しく解説します。
読み終える頃には、きっと自分自身や人生への理解が深まっていることでしょう!
まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。
ライフパスナンバーとは?
ライフパスナンバーとは、あなたの誕生日から導き出される数字で、人生の目的や個性、歩むべき道を教えてくれるものです。
カバラでは「数字」が宇宙の法則やエネルギーを象徴するものとされ、私たち一人ひとりの人生に影響を与えると考えられています。
ライフパスナンバーは、あなたの誕生日を足し算して一桁になるまで計算するだけで簡単に求められます。
例として、1990年5月15日生まれの人の場合を見てみましょう。
生年月日を一つずつ足します:
1 + 9 + 9 + 0 + 5 + 1 + 5 = 30
二桁の数字をさらに足して一桁にします:
3 + 0 = 3
この場合、ライフパスナンバーは「3」です。
※ただし、「11」「22」「33」のようなマスターナンバーは特別な数字とされ、一桁にせずそのまま扱います。
各ライフパスナンバーの意味
数字にはそれぞれ固有のエネルギーがあり、あなたの性格や人生のテーマを表しています。
1:リーダー
自立心が強く、挑戦を恐れないパイオニア。自分の道を切り開く力があります。
2:協調者
人との調和を大切にする平和的なタイプ。感受性が豊かで、他人をサポートする才能を持っています。
3:創造性
感性豊かで表現力に優れたアーティスト。人生を楽しむ達人で、ポジティブなエネルギーを発信します。
4:実直さ
コツコツ努力を重ね、安定した基盤を築く能力を持っています。責任感が強く、信頼される存在です。
5:冒険者
自由を愛し、変化や新しい体験を求める好奇心旺盛なタイプ。
6:奉仕者
愛と調和を重視し、家族やコミュニティの中で支え合うことに喜びを見出します。
7:探求者
知識欲が旺盛で、精神的な探求を好む哲学者タイプ。
8:成功者
野心的でビジネスセンスがあり、経済的成功を追求します。
9:博愛主義者
他者の幸福を願い、世界に貢献する使命を感じています。
11:直感者
スピリチュアルな力を持ち、直感的に物事を見抜く特別な存在。
22:建築家
現実的な方法で夢を実現し、大きなプロジェクトを成功させる力を持っています。
33:無条件の愛
他人に尽くすことを使命とし、愛と献身に満ちた存在です。
…あなたはどの数字でしたか?
ぜひ、ご家族や友人、恋人、気になる相手など身近な人のライフパスナンバーも計算してみてくださいね。
カバラとライフパスナンバーの関係
カバラにおける「セフィロト」は、人生の成長ステージや精神性を表していて、それぞれが宇宙のエネルギーとつながっています。
そして、これらはライフパスナンバーとも関係があり、あなた自身のテーマや使命をより深く知る手がかりになります。
たとえば、ライフパスナンバーが「1」の人は、「ケテル」(王冠)に対応しています。
この「ケテル」は、生命の樹のてっぺんに位置し、新しい物事を始めたり、自分のアイデアを形にする創造的なエネルギーを象徴しています。
まさにリーダー気質を持ち、自分の力で未来を切り開くのが得意なタイプといえるでしょう。
一方で、ライフパスナンバーが「9」の人は、「イエソド」(基盤)に対応しています。
「イエソド」は人々をつなげる橋渡しの役割を果たしていて、他者とのつながりや奉仕活動を通じて、自分の存在意義を見つけるタイプです。
自分だけの幸せではなく、周りの人たちと一緒に分かち合うことが、人生のテーマになるかもしれません。
こうしたライフパスナンバーとセフィロトの対応を知ると、「あ、これ自分に当てはまる!」と気づくことがたくさんあるはず。
数字が示すテーマは、自分の強みや課題を教えてくれるので、それを日常にどう活かすかを考えると、ぐっと生活が充実してくるのです。
たとえば、「9」の人ならボランティアや人を助ける活動に参加すると心が満たされるかもしれないし、「1」の人なら、ひとりで新しいプロジェクトを始めるとエネルギーがみなぎるかもしれません。
こうやって、自分の数字の特徴を活かして選択をしていくことで、より幸せで充実した人生を送れるようになるでしょう。
まとめ
ライフパスナンバーは、ただの数字ではなく、あなたの人生の地図のようなもの。
カバラの知識を取り入れて、「なぜ自分はこう感じるのか」「どう行動すればもっと良くなるのか」を探ってみると、驚くほど深い洞察が得られるはずです。
日々の小さな選択から、大きな目標に向けた道のりまで、数字があなたの背中をそっと押してくれるかもしれませんね。
数字が教えてくれるメッセージを大切にしながら、一歩ずつ前に進んでみましょう!