4月28日の牡牛座で迎える新月について、また、新月の過ごし方や新月のお願いごとについても、ホロスコープを交えて解説していきます。
まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。
牡牛座の新月のホロスコープ
4月28日時間にして4時30分に、牡牛座で新月を迎えます。
牡牛座のキーワードは「心地よさ、五感、価値観」など。
豊さがテーマの牡牛座で迎える新月。
12ハウス、1ハウスに天体が集中しているため、自分自身と向き合うと良い時と言えます。
度数を見ると、牡牛座7度、1ハウスで迎える新月。
1ハウスという場所は、自分自身を意味するハウスです。
アセンダントは牡羊座、牡羊座を守護してくれている天体は火星。
火星は4ハウスに滞在。
新月の牡牛座を守護してくれている天体は12ハウスに滞在。
12ハウスには、土星、金星、海王星、水星と星たちが集まりステリウムという状態が形成されています。
そして、新月の月と太陽は、4ハウスの火星、10ハウスの冥王星と関係を持っているTスクエアという状態。
火星と冥王星が、4ハウスと10ハウスで引き合いをしている状況の中、
新月と関係を持っている状態のため、強制的な変容が促されている状態が続いています。
何を変える必要があるのかというと、自分自身の変容を促されているため、人によってはかなりしんどい思いをされている新月と言えるかもしれませんね。
変わる・変わらないのせめぎ合い
変容を促されているのにも関わらず、新月は牡牛座で迎えているため、変わりたくないのに変わる必要がある。
強制的な変化を促されている状態。
牡牛座という星座は、安定志向の変化に弱い星座なのに、大きな変化の波の中にいる。
なぜ、宇宙はこんなにも私たちに変化を促してくるのか?
変わることで、長い目で考えてみたときに、より安定した気持ちで過ごせるようになるからなのかもしれません。
一歩引いて考えてみたとき、このままの自分でいた方がいいのか。
それとも、時代に合わせて変化する覚悟を決めた方が良いのか。
1ハウスという場所、そして牡牛座という星座で新月が起こることにも意味がちゃんとあり、
自分自身の価値観の見直しを、私たちは促されているのではないでしょうか?
定期的に、価値観をアップデートしていく。
それがまさに、今なのではないでしょうか?
人それぞれ、価値を感じるものは異なります。
何を大切にして生きるのか?
この大元が変わることで、行動も大きく変わっていきます。
結果として、人生もまた大きく変わっていくことになる。
あなたにとって、大切にしたい価値観とは何でしょうか?
そして、価値ある物とは?
それが、幸運を運んできてくれるものとなるのではないでしょうか?
動かなきゃいけないのはわかっている。
でも動けない。
なかなか身動きが取れないとき、ヒントにしたいのが潜在意識からのメッセージです。
自分ではなかなか気づけないメッセージを、他者を通して受け取ることができる。
そんなこともあるはずです。
本当に自分自身にとって必要なものだけを残し、物質的執着だったり、他者からの賞賛、評価などの不要な荷物を手放したとき、本当の意味での心の安定を得ることができるのかもしれませんね。
外側にあるものにどれだけ執着したところで、自分の外にあるものなので常に振り回されることになります。
自分自身の内側に揺るぎない何かを築くこと。
すでにあるものに気づくこと。
物質的な安定から、精神的、心の安定にシフトしていくこと。
今回の牡牛座新月は、そんなフェーズへ移行していくことを、私たちに教えてくれているのではないでしょうか?
牡牛座の新月のお願い事
今回の牡牛座の新月のお願い事は、
・私はすでに豊かです
・自分にとって価値のあるものを大切にできています
・わたしの価値を認めています
など
時代が刻々と変化していく流れの中で、自分自身の価値を認められるようになること、持って生まれたギフトをきちんと使って生きられるようになること。
そして、本当に大切なものを大切にできるようになること。
これらが出来るようになると、本当に生きやすくなっていきます。
あなたがこれまで、当たり前だと思っていたものは、実は、当たり前ではないものなのかもしれません。
世の中の動きに合わせて、自分自身をリニューアルさせていくことも、時には必要です。
変わることがしんどいと思ったときには、ぜひ、長期志向で一歩引いて、自分自身を客観視してみてみてください。
今のあなたは、何か古い価値観に縛られていませんか?
手放した方が良い価値観はありませんか?
自分自身と向き合うことが、幸運を運んできてくれる。
そんな新月と言えるでしょう。
それでは、素敵な新月をお過ごしください。