本来であれば、私たちの心という存在は、とってもピュアで、そしてとってもいろいろなことを感じられる存在です。
しかしながら、生きていく間にあまり感じなくなってしまったり、心に蓋をすることを覚えてしまったり。
そうしないと生きていけなくなってしまう事って、たくさんあります。
そうこうしている間に、心が鈍感になってしまうという事が起こってきます。
心はいつも動いているのが、人間の本来のあるべき姿なのです。
でも、なかなか難しい。
それが現状だったりします。
心が感じた事をそのまま受け止めてあげる事で、自己受容が始まっていきます。
なかなか自分を受け入れる事が出来ない。
自分を愛せない。
という方は、心が感じた事を無視し続けてきた結果なのかもしれません。
心が感じた感情を無視する事
私たちは、本来であれば生まれた時から心でいろいろなことを感じることができます。
しかしながら、生きてきた環境であったり、いろいろと起こる出来事により、鈍感になっていく。
そんな過程を辿る方がたくさんいらっしゃいます。
私もずっとそうやって生きてきました。
例えば、悲しみの感情。
これが一番根深いものですが、何か問題が起きた時に自分の中できちんと解決して手放していかなければ、ずっと心の中に溜まったままになってしまいます。
何か悲しい出来事が起こったとします。
その時に、きちんと自分の心と向き合ってあげていますか?
多くの場合、向き合うのが辛いために、蓋をしたままになってしまっていませんか?
そうしてしまうと、いつまでもいつまでも、この悲しみの感情が付いて回ることになってしまうのです。
そして、心の蓋を開けると、これらの感情が出てきてしまうために、いつの間にやら心に蓋をするようになり、見ないようにするようになっていくのです。
角度を変えることと蓋をすることは違う
何かが起こった時に、角度を変えてみることは大切です。
しかしながら、その前のステップとして、悲しみを自分の中から完全に追い出すことも大切なのです。
毎日ハッピーに過ごしたい。
と思う気持ちは、みんな同じです。
でも、日々ハッピーなことだけ起こるのが人生ではありません。
時には悲しいことがおこっても当たり前なのです。
そんな時、次の日に持ち越さないために、その日のうちに消化してしまうこと。
これが出来ると、人生はとっても楽しくなっていきます。
角度を変えるのは、消化した後です。
見ないようにすることと、角度を変えることは違うのです。
人間なので、いろいろな感情があって当たり前です。
心が感じたことを、無視する必要はありません。
まずは、「悲しみの感情があるということを認めてあげること」。
認めてあげることで、手放すことができるのです。
解放するためには、まず自分の中で認めてあげなければ解放することはできないのです。
心に蓋をしてしまうこと=自分自身を否定してしまうことです。
自分の感情を拒否してしまうことだからです。
感情=女性性を意味します。
そうやって考えていくと、いろいろな事を受け取れないという方は、自分自身の感情に蓋をしてしまっているという事にもつながってくるわけです。
自分を大切にしていきたい。
と思われてる方は、ぜひこれからの人生では、自分の感情に蓋をしてしまう事をやめていってみてください。
そうする事で、解放が起こりバランスも整っていくはずです(*´∀`*)
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