生きている中で、あなたの中にいつの間にやら「自分ルール」というものがたっぷりとできてしまっている事があるものです。
自分ルールとは、生きてきた環境の中で出来上がっていくもので、完璧主義なほどびっくりする程たくさんの自分ルールを持たれています。
自分ルールとさよならする事で、自分も人もジャッジする事が減り生きやすい世の中になっていくという事について解説していきます。
そもそも自分ルールって何?
「自分ルール」と聞いて、何を思い浮かべますか?
多くの人たちは、生きている過程の中で自分を縛り付けるルールをたくさん作ってきています。
もちろん、良い方向に働けば自分ルールを作る事ってとても良い事だったりもします。
しかしながら、自分ルールが増える事で自分で自分を苦しめることにもなりかねないのです。
毎日が窮屈だと感じてる方って、いらっしゃいませんか?
そんな方々は、自分で自分で作ったルールによって縛りつけているという事に気付くべきなのです。
完璧な自分を見せたいために出来上がる自分ルール
子供の頃から、「○○してはダメよ。」とか「良い子は○○しなさい。」などとしつけられることって日本人の場合よくあることですよね?
もちろん、親側としても常識を持った人になってもらうためにそのようにしつけてきているためそれが悪いという事ではありません。
しかしながら、いつまで経ってもそんなルールに縛り続けられて、いつの間にか自分の中の自分ルールとなり、そのルールが自分を縛り付ける事になってしまうパターンって結構あるものなのです。
完璧じゃないと、自分はいらない事になってしまうから?
完璧じゃないと、周りの人たちから嫌われてしまうから?
そんな風に思い続け、自分ルールで完璧な自分を演じ続けてしまうのです。
そして、自分ルールに従えない自分は悪い子だと自分で自分をジャッジするようになるのです。
自分ルールがあると自分だけじゃなく他人もジャッジしてしまう
また、自分ルールを持っていると自分だけじゃなくて周りにいる他人もジャッジするようになります。
私はこうしてるのに、なんであの人はしないんだろう?
という事が気になって気になって仕方がなくなってくるのです。
例えば、女性は自分の意見はあまり言わずにおしとやかにしてるのが美徳だという事を自分ルールだと思って生きている人は、意見をバンバン気持ち良い位言ってる人に出会うと戸惑うはずです。
そして、なんであの人はああなんだろう?と嫌悪感を感じるかもしれません。
あなたの中では、「自分の意見をバンバン言ったら自己中だと思われて嫌われてしまう。」という自分ルールがあるので、そういう人を見ると納得いかなかったりするのでしょう。
そして、そんな人に対して「意見をそんなに言うのはやめた方がいいんじゃないの?」なんて思ったりもします。
でも、周りを見渡すと、その人は全然嫌われてるなんて言うこともなく、むしろ好かれてたりしたらどうでしょうか?
あなたの基準の中で、その人をジャッジしてしまってるだけにすぎませんよね?
人を自分ルールでジャッジしてしまうと、イライラしたり疲れたりしませんか?
もしもあなたの中にそういう自分ルールがなければ、ジャッジする必要も無くなります。
ジャッジするという行為がどれだけ疲れる行為なんだかということに気づくはずです。
自分ルールを一つずつ断捨離していくこと
いつの間にかたくさん出来てしまった自分ルールを、一気に全部断捨離するのは難しい話です。
そのため、気づいた時に一つ一つお見送りしていくことで、自分ルールとは縁を切っていくことができるようになります。
そして、自分ルールの数が減った頃にはとても楽に生きられてる自分に気づくはずです。
あなたが自分に課してる事って、実はしなければいけない事じゃないんだということって多くあります。
しなければならない事なんて、そんなにないんだということに気づくはずです。
そして、しなければならないに縛られるのをやめる事で、本当にしたい事が浮かびあがってきたりもします。
「本当は私、こういう風に生きて行きたかったんだ!」という事に気づけるようになるはずです(*´∀`*)
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