どうしてだか、とっさに見栄を張ってしまうという方って実は結構いらっしゃったりします。
「見栄」というものは、あなたにとって何も良いものをもたらさないばかりか、空虚な気持ちになってしまう要因だったりします。
見栄をはるのをやめることで変わることについて、ご紹介します。
なぜ人は見栄を張ってしまうの?
何度かメールをいただいたお話でしたので、こちらで書かせていただきます。
「私、気付いたら見栄を張ってしまってるんです。」という相談です。
見栄をはるという瞬間までは良いのですが、見栄を張ってしまうとその後が辛くなってしまうのです。
見栄をはってしまうという方は、おそらくお判りなのではないでしょうか?
見栄を張ってしまったがために生活が苦しくなってしまったり、時間のやりくりができなくなってしまったり。
自分を大きく見せてしまったがために、その後の人生が大変になってしまうことって多々あります。
見栄を張ってしまう理由は、「人からよく思われたいから」に他なりません。
人の評価を気にしてしまう自分
見栄を張ってしまうのは、人の評価を気にしてしまうためです。
どうしても、「周りの人にどう見られているか気になってしまう」という方って多いはずです。
周りの人からよく見られたい!と思うのは、誰にでもある部分かもしれませんね。
でも、それが大きくなってしまうと「見栄を張ってしまう」ということにつながってしまうのです。
人からどう思われるか、人の評価ばかりを気にして生きていると苦しいですよね?
あなたは人からの評価を気にしているかもしれませんが、周りの人というのはそれほどあなたのことを見ていないものです。
あなたが見栄を張ってみた所で、所詮周りの人にとってあなたは他人なのです。
できないのにできるふりをしても仕方がないんだという事
仕事などで、本当はできないのにできるふりをしてしまうことってありませんか?
仕事ができる人だと思われたいという見栄のために、できるふりをしてしまうことでどんどん自分の首を絞めてしまうことって結構あったりします。
はっきり言って、かなり辛いですよね?
見栄を張ってしまったがために、自分の時間を削られて、本当はできないことなので苦労してしまうことになる。
それでも恥をかきたくないために頑張る。
そこまでする必要はないですよね?
自分で自分の首を絞めて苦しむことになるのが、見栄をはるということなのです。
自分が心地よく生きること
大切なのは、自分が心地よいと感じて生きることです。
見栄を張っても、何も良いことはありません。
見栄をはるから、心が疲れてしまうということに気付くべきなのです。
実は私も、OLをしていた時に素敵な女性に見られたいがために、かなり見栄を張っていました。
あの頃は、買い物が趣味でしたので次から次へとお洋服やら靴やらを買い漁り。
周りの人たちの目ばかりを気にして生きてきました。
でも、別に私の洋服や靴なんて、誰も見ていないんだということに気づいたのです。
もちろん、会社に着ていくための最低限の服や靴は必要です。
会社にスニーカーにトレーナーなどで行くわけにはいきませんから。
でも、本当に自分のためにお買いものをするのではなく、周りの人によく見られたいがためにお買い物をし続けていたという事実に気づいてしまったのです。
そして、そんな買い物はいつまでたっても満たされることはないということを知りました。
本当に欲しいものを買ってるわけではありませんでしたから。
あくまでも、「周りの人から見られる自分」ばかりを意識していたために、私は満たされることはなかったのです。
見栄をはるのをやめてから、穏やかな心を取り戻せるようになりました。
「きちんとしていなきゃいけない自分」から卒業することができたのです。
周りの人たちの目ばかりを気にして見栄を張ってしまうという方は、一旦見栄をはることを断捨離して見てください。
それを続けることで、必ずあなたの人生は変わるはずです(*´∀`*)
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