地に足がついたスピリチュアル講座11では、運は科学で証明できるということについて解説していきます。運が良いも悪いも、全て自分次第です。自分が変われば世界が変わるの意味とは?
なにかネガティブな出来事が起きた時、人はとかく「あーあ、運が悪かったね」と目には見えない”運”のせいにしがちです。
しかし、”運”とは一体なんなのでしょうか?
同じように生きているはずなのに、運が良い人と悪い人がいるのはなぜなのか。
これまでは「スピリチュアル」の領域だったこのテーマについて、科学的な手法で解き明かしていこうとする動きが活発化しています。
まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。
運の良し悪しは日々の習慣が決めていた!
運が良い人、ツイてる人、”間(ま)”が良い人・・・。
あなたの周りでも、「あの人のことか」あるいは「私のことだ」と思い当たる人がいるでしょう。
傍から見れば、彼らは生まれつき”運”という謎の才能に恵まれていて、やることなすことうまく言っているように思えます。
しかし今、「実際はそうじゃないんだよ」「ツイてる人は、日頃からそうなるべく行動しているから運も味方してくれるのだ」ということを証明するようなデータが次々と発表されているのです。
科学者たちによれば、いわゆる「運が良い人」「ツイてる人」はいくつかの共通点があると言います。
それを一言であらわすと「日々の習慣」。
日々、口にする言葉。何気なくとっている行動。人に対する態度。
これらの根っこには共通する考え方(「マインド」)があり、それが言動の習慣につながっているのです。
逆に、先に行動の習慣が身に着いたことがマインドを変え、結果的に「運の良い人」になったというパターンもあり得るでしょう。
運の良い人の特徴5選
様々な文献を参考にしてみると、運の良い人、ツイてる人にはざっくりと5つの共通点があることがわかりました。
今回は、その特徴をご紹介します。
身近な人に当てはめて読み進めてみてくださいね。
自分はツイていると思っている
これは「運」について書かれたどの書籍にも必ず書かれていることですが、ツイてる人は総じて「自分は運がいい」「自分は恵まれている」と思っているフシがあります。
だから「私は運が良い。だから、やればきっとできるはずだ。やってみよう!」と、新しい挑戦にも積極的。
人間関係においても、たとえ浮気されたとしても「男運が悪かったから」とは考えません。
「運の良い私が選んだ相手なのだから、誠実な男性であるはずだ。きっと、何か事情があったのかもしれない。もしかしたら私にも悪いところがあったのかな」と考え、歩み寄って解決しようとするのです。
運が良いというポジティブなセルフイメージがあるから、トラブルが起きても破壊的な方向に思考が偏らない。
これがツイテる人の最大の特徴と言えるでしょう。
常に「成長マインドセット」
何をやってもうまくいっている(ように見える)人は、基本的に「私はどんなことでもやればできる」と思っています。
だから、苦手意識があることであっても「とりあえずやってみるか」と思えるんですね。
これを心理学の世界では「成長マインドセット(=しなやかマインドセット)」といい、目標達成には欠かせない考え方です。
一方、その対局にあるのが「硬直マインドセット」。
「遺伝的に私は運動が苦手だから、筋トレなんかしたって無駄でしょ」「才能がないのにピアノなんか習ってもうまくならないでしょ」
こういった消極的な考え方がクセになっているため、なかなか新しいことに一歩踏み出すことができない。・・・そういう傾向がある方に多くみられるマインドセットです。
どちらのマインドセットを持つかで、学生のテストの点数に大きな開きが見られたという研究結果もあります。
それだけ、「やればできる」と思うか「どうせ無駄だ」と思うかで将来は大きく変わってしまうということなのです。
他人軸より自分軸
「自分は運が良い」と思うことも、「私はやればできるはずだ」と信じることも、人によってはとても難しいことのように感じてしまうでしょう。
なぜなら、いつも他人と自分を比べてしまうから。
「運が良いと思えって言ったって、○○さんのほうがルックスも頭も良いし人からも好かれているし。結果的に収入も良くて幸せそうだから、やっぱり”運”って不平等じゃない?だって、容姿や頭の良し悪しは先天的なものでしょ?」
いつもこのように他者との比較で自分を下げてしまってはいないでしょうか?
しかし、「世間の基準でみたら美人でモテる」という部分だけを切り取れば友人のほうが幸せそうに思えたとしても、もしかしたらそれが原因でストーカーされて人知れず悩んでいるかもしれませんよね。
「いつもキレイでいなくちゃ」というプレッシャーから、実はあまり好きな物を食べたり飲んだりしていないのかもしれませんよ。
また、ルックスも収入も上には上がいます。
努力してAさんより収入が上になったとしても、今度はBさんが羨ましく思える。
大金をはたいて無理してベンツを買っても、Bさんは自家用ヘリを持っているかもしれない。
このように、人との比較で自分を評価していると、いつまで経っても幸せにはなれません。
そして、本当に成すべき目の前の課題や努力を疎かにしてしまうのです。
しかし運が良い人たちはブレない自分軸に基づいて物事を判断し、道を選んでいきます。
だから無駄な争いで時間やお金を浪費することもないし、大切にすべき小さな努力を怠ることもありません。
本当に大切にすべきことがわかっている
歴史に名を刻むような偉大な功績を残した人が、若い頃は「パッとしない人物だった」というエピソードをよく耳にします。
ノーベル賞を受賞した人が、企業でもバリバリのエリート研究者だったわけではありません。
どちらかといえば地味で、華々しい活躍は全くしていなかった。
しかし、「私はコレに人生を捧げる!」と心に決めた一つのことに集中し、努力や試行錯誤を継続していたからこそ、素晴らしい発見に至ることができたのです。
その発見は、傍から見れば「運が良かった」「奇跡だ」と思えるかもしれませんが、実際はその人が行動することをやめなかったから。
「自分にとって本当に大切なこと」をブレずに信じ続けることができたから、望む結果を手に入れることができたに過ぎないのです。
ツイてる人というのは、明確な目的を持ち、そこに到達すべく入念に準備を積み重ねていからこそ不意に飛んできた幸運の矢をキャッチできたんですね。
いかなる時も「運」に責任を押し付けない
ツイている人は、「私ってツイてるな!」「私って運がいいな」とよく口に出して言います。
これは、自分自身の潜在意識に「お前はラッキーなやつなんだぞ」と自己暗示をかける効果もあり、これが結果的に行動を変えることにつながっていくのです。
一方、悪いことが起きた時に「運が悪かった」と運のせいにしないというのもツイてる人達に共通する特徴。
「対策が不十分だったな」「準備が足りかなった」「努力不足だった」と自らの行動を反省することで”次”の行動につなげていきます。
これは、”運”の立場になってみるとかなり印象が良いですよね。
運を擬人化して考えてみたら、なんでもかんでも「お前が悪い」といわれるよりは「運のせいじゃないよ。私の問題だよ」と慰めてくれる人に好印象を持つでしょうし、その人が困っている時には助けてあげたい!力を貸してあげたい!と思うのではないでしょうか。
運の良い人は、失敗を他人のせいにしないばかりか、運にも責任を押し付けないカッコイイ人なのです。
【まとめ】考え方次第で、今日から誰でも「運の良い人」
世間で言われる「運のいい人」の特徴的な行動、マインドについてご紹介しました。
思考が変われば言葉が変わる。
言葉が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変わることで性格が変わり、やがてそれは運命を変えるだろう。
マザーテレサの名言にもあるように、幸せになれるかどうかは、実は与えられた「運」ではなく日々の小さな積み重ねによって左右されています。
逆に言えば、これから会う人に対してかける言葉をちょっと意識して変えてみるだけでもあなたの人生は大きく変わっていくかもしれません。
捉え方次第で、誰しもが「運の良い人」になれるのです(*´∀`*)
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