オラクルカードリーディング講座4としまして、オラクルカードのシャッフル方法についてお伝えしていきます。タロットとも異なるオラクルカードのシャッフル方法とは?
オラクルカードも、タロットと同じように「シャッフル」というカードを混ぜるプロセスが必要です。
目的は、偏りなくカードが混ざるようにするため。
そこに、人間の意図が介在しない「小さな宇宙空間」を作るという意味があります。
しかし、タロットカードとはちょっと方法が違っていますので改めて確認しておきましょう。
まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。
基本的な流れを確認!
各種SNSの動画でも、オラクルカードのリーディング動画は人気ですよね。
本格的にカードリーディングを勉強したい!ということであれば、ぜひ、お気に入りのカードリーダーさんを1人見つけて、その人の所作をよく研究してみると良いでしょう。
いろんな方の所作を見ているとわかりますが、カードからメッセージを受け取るまでのプロセスはだいたい一緒です。
①利き手とは逆の手でカードの束を持ち、利き手でカードをノックする(カードの”気”をリセットする効果があります)
②利き手とは逆の手でカードの束を支え、利き手でカードを斜め上にスライドさせていく(これを「カット」といいます)
③あらかじめ決めておいた回数の分だけカードをカットしたら、一番上にくるカードを引く(あるいは、気の済むまでカットしてから一番上を引く)
これがオラクルカードのざっくりとしたシャッフル手順です。
カードをスライドさせる時は、左手の親指と中指でカードの束を支え、右手の親指と中指で数枚を持ち上げるようにスライドさせていくとやりやすいです。
文章だけではなかなか理解しにくいと思いますので、やはり見本としてプロの方のタロット動画を見てみるというのがオススメ!
正解はあってないようなもの
オラクルカードはタロットに比べてサイズが大きく厚みがあるものが多いので、手の平が小さい方は苦戦すると思います。
人によっていろんな方法があり、タロットカードのようにテーブルの上でカードをぐるぐる混ぜて、一つの束にしてから一番上を引くという方もいます。
カードのシャッフル方法に「正解」はないので、いろんなカードリーダーさんのやり方を比較・研究して自分に合ったやり方を採用しましょう。それで全く問題ありません。
タロットカードと比べて、オラクルカードは「占う」というよりも「目に見えない存在からのメッセージをいただく」という意味が強いので、必ず一枚目を引かなければいけないということもないのです。
その時、パッと見て気になったカード(たとえば一枚だけ束から飛び出していたとか、カットしている時にパチンッと当たって止まってしまったとか)を引くというのもアリです。
あまり、マニュアルにとらわれ過ぎずに、なによりもあなた自身の感じたこと、直感を信じて従ってみるということが大事ですよ。
カードとの約束
オラクルカードのシャッフル方法には「正解」はありません。
タロットのように「○枚目を引いて、この順番でこういう風に並べる」という決まり事にもとらわれる必要はないのですが、一つだけ絶対に意識しておいて欲しいことがあります。
それは、自分がどういう方法・基準でカードを引くのか?ということをあらかじめカードにも伝えておくということです。
カードリーディングは、カードとの「対話」、「コミュニケーション」。
カードは、言ってみれば神さまや天使といった高次の存在と私たちをつないでくれる仲介役ですから、「○回カットしたら、一番上のカードを引くよ」とか「気になるカードを引いていくから、目立つように主張してよ!」という感じにメッセージを伝えておきましょう。
バカバカしいと思われるかもしれませんが、このプロセスがあるかないかで結果は変わります!
どの場所にあるカードにメッセージをこめたら良いのか、カードさんに伝えておきましょう。
「○回シャッフルしたら、一番上のカードにメッセージを込める」
こんな”約束”をしておけたら、メッセージも受け取りやすくなるでしょう。
ジャンピングしたカードの意味は?
オラクルカードをシャッフル&カットしている途中で、一枚だけ飛び出してくるカードが必ず出てくるでしょう。
これは「ジャンピングカード」と言って、実はその質問に対する重要なアドバイスが込められていることが多いです。
そのため、ジャンピングで出たカードも「アドバイスカード」としてリーディングに含める占い師さんが多いですね。
予定通りに「上から○枚目」も引くけれども、その補助カードとしてジャンピングも入れるということ。
中には「ジャンピングは入れません」という方もいるのですが、後で振り返ると「やっぱり、あの時、ジャンピングで出たカードがヒントだったな」と気づくことも多いもの。
占い手の意図とは関係なく出てきたカードですから、ある意味では最も重要なメッセージを含んでいるとも言えるでしょう。
なかったこととして無視してしまうのはもったいないと思います。
【まとめ】大事なのはマニュアルよりも「直感」
オラクルカードのシャッフル方法についてご紹介しました。
とはいうものの、正解はあってないようなものですから、ココで紹介した方法はあくまでも一つの例として参考にしてくださいね。
マニュアル通りの方法にこだわるよりも、カードに触れて「感じること」を大切に。
直感的に「このカードが気になる」と思えば、そのカードがあなたを呼んでいるということなのです。
目には見えないし耳で聞くこともできないそのメッセージを受け取るには、やはり「形式」にとらわれるよりも自分の”勘”を磨くことに注力してください(*´∀`*)
コメント