西洋占星術で、2022年はどんな1年になるのか?
予測してみました。
星の動きから、2022年1年のエネルギー感、過ごし方は?
まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。
「私は幸せ?」と、改めて考えさせられる
2022年は、やぎ座にて金星が逆行している状態でスタートします。
金星逆行については別の記事で詳しく解説していますが、簡単に言うと、人々が「あれ?私って今、幸せなのかなあ?」と立ち止まって考える期間になるでしょう。
金星を擬人化すると、楽しいことや美しいもの、コトが大好きなキラキラ女子!
歯を食いしばるようなことは苦手で(それは土星さんの担当です)、とにかくキラキラしていて楽しいものを集めようとする若い女性のイメージです。
だから、よく金星は「愛と美のビーナス」と例えられるわけですね。
基本的にはいつもポジティブで前向きなこのビーナスが、ふと立ち止まって過去を振り返る。・・・金星逆行をわかりやすく例えるとそのような状態です。
しかも、それがやぎ座で起こるということで、「社会と自分」という大きなテーマの元で「幸せ」というものの定義について考えるような流れが自然と生まれがち。
時代が急速に地から風の時代へと移行している最中にあるということもあり、2022年の初頭は改めて自分の人生、生き方、「幸せの定義」といった哲学的なテーマと向き合う方が多くなるでしょう。
「勝ち組」「負け組」の概念はもう古い
一時期、よく使われていた「勝ち組」とか「負け組」「負け犬」といった概念や言葉についても、2022年はもう古いと言わざるを得ません。
なぜなら、お金を持っているからとか、知名度が高いからとか、そういった表面上のものさしで人の価値を計る時代はもう終わりを迎えるからです。
例えば、SNSではこれまで「フォロワー数」が多い人ほど影響力のある人物(インフルエンサー)とされてきましたが、その基準もじわじわと変わっていくでしょう。
フォロワーがどれだけいるかよりも、ひとりひとりとどれだけ密につながっているか?「心のつながり」が評価されることになりそう。
というのも、2022年は木星が年の半分を「うお座」で過ごすことになるからです。
木星は、太陽系の王様とも言える強い影響力を持った星であり、占星術の世界では「世の中に幸せの種を蒔いてくれるラッキースター」として君臨しています。
そしてうお座は、全てが溶け合う「水」の世界。
穢れは洗い流し、異なる二つの物を融合させるような、次元を超えた不思議なパワーに満ちた星座です。
ゆえに、うお座に入ったキング(木星)は、どんな人に対しても分け隔てなく愛を注ぐようになるでしょう。
そして目に見えることよりも、目に見えない世界のこと、物事や人の本質に目を向けるようになります。
木星は基本的には一年に一回のペースで星座をまたいで移動しますので、「その年に木星がどこの星座にステイしているか」というのは一年のムード(雰囲気)を左右する大事なポイント。
2021年はみずがめ座にいる時間が長かったため、世の中全体としても「風の時代」へと大きく価値観が変わるタイミングにあったかと思います。
2022年は木星がうお座に軸足を移す年ですから、うお座の持ち味である「浄化」「共感」「融合」の力が強く作用することになるでしょう。
大きな「節目」の年でもある
木星の特徴的な動きとして、一年の間ずっと同じ星座にステイするわけではないということが挙げられます。
2022年に関して言えば、5月11日まではうお座に滞在し、5月11日~10月28日までは次の「おひつじ座」へ。
その後またうお座に戻って、本格的におひつじ座入りするのは2022年12月以降となるわけです。
つまり、2022年はうお座とおひつじ座を行ったり来たりするわけですよね。
うお座は12星座のゴールであり、おひつじ座はスタートの星座ですから、2022年は「おわりと始まりの境目にある」と言えるでしょう。
12年の大きな流れの節目の年になると言っても過言ではありません。
12年あれば、世の中も人もずいぶんと変わりますよね。
木星が12年かけて手掛けてきた種まき活動も、ここで一旦リセット。次のシーズンからは、種の種類をちょっと変えないといけないかもしれません。
ゆえに、ちょっと時間をかけて、進んだり戻ったりしながら様子見をしているというイメージ。
少しずつ、世の中を新しい時代にシフトさせていく準備を始めているのです
星の巡りがこのように「節目」にある今、世の中的にも、新しい物がどんどん出てくる一方で懐かしいものが広く受け入れられるような流れもありそう。
ある意味では、本当の意味で「多様性」が受け入れられやすい年と言えるのかもしれませんね。
風の時代への切り変わりが加速していく
少し先の話になりますが、2023年には「冥王星がやぎ座からみずがめ座に移動する」という大きな天体イベントがあります。
ここから2043年頃まで、冥王星はみずがめ座に滞在することになるのです。
いよいよ、地の時代は終焉を迎え、本格的に「風の時代」を迎えるということになるでしょう。
その序章とも言えるのが、2022年8月からの火星の動きです。
8月20日にふたご座に入った火星は、翌2023年3月まで長期にわたって滞在。
ふたご座も風星座であり、「情報」や「コミュニケーション」、「新しい技術」などを司る星座です。
火星がふたご座に長期滞在している期間にダイナミックな技術革新があると予想され、人々の「つながり方」も大きく様変わりすることでしょう。
コロナの影響もあって「オンライン」が浸透している昨今ですが、それを越えるような何かがここで生まれるのかもしれません。
木星がうお座に入っていることもあって「テレパシー」などちょっとスピリチュアル色の強い要素も受け入れられやすい年でもあるので、どんな技術が生まれ、ヒットするのか楽しみですね。
人と人のつ「つながり方」が変わることで、地から風への時代の移り変わりも加速していくことでしょう。
【まとめ】目に見えることよりも、見えない「つながり」に価値を置く一年に
2022年は、これまで「目に見える価値」だけを追求して生きてきた人たちにとっては少々苦しい年となるでしょう。
しかし、目先のことにとらわれず長い目で人生を俯瞰したとき、本当に大切なもの、大切にすべき存在がハッキリするとも言えます。
2022年は数秘術で観ても「2」と「6」の要素が強い年であり、人々のつながりや「愛」が主要なテーマとなりそうな一年!
あなたは、1年後、誰と一緒に2023年を迎えていたいですか?
この問いの答えにこそ、これから一年かけてあなたがすべきことの全てが表れているのかもしれませんね(*´∀`*)
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