ルノルマンオラクルカードに限らず、オラクルカードはタロットカードとセットで使われることも多いですね。
そもそも、オラクルカードは「高次な存在からのメッセージ」であって未来を占うものではありません。
あくまでも「信託」なので、何かアドバイスをもらうのには適していますが、これだけで「占う」ということは基本的にはできないのです。
そこで、「まずはタロットで占う⇒⇒オラクルカードから追加のメッセージをもらう」というスタイルでリーディングされる方が多いです。
今回は、ウェイト版タロットの「4枚引き」にギルディッド版のルノルマンオラクルカードを合わせてリーディングしてみました。
まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。
ルノルマン×タロットリーディング
◆ご相談(Aさん 40代 男性)
「片思いの女性がいます。その人との今後はどうなるでしょうか?」
その女性とは、仕事を通じて出会ったお知り合い。
プライベートではほとんどお付き合いはないそうで、今のところはAさんの一方的な片思いのような印象を受けました。
それでも、なんどか食事にはお誘いしているとのことで、LINEのIDも渡しているとのこと。
「彼女から連絡はくるのでしょうか?」という点をとても気にされていました。
そこで今回は、この恋が今後どうなっていくのかを「起・承。・転・結」の4枚で見ていきたいと思います。
そして、それぞれの補足カードとしてルノルマンオラクルカードを1枚ずつ引きました。
起 ワンドのエース(逆位置)、20庭
4枚とも、タロットは「ワンド」のカードでした。
ワンドは「火」「情熱」を表しますので、このことからもAさんのお相手に対する強い想いが見て取れます。
同時に、「ちょっと熱くなりすぎている」「一方的に先走り過ぎているのではないか?」という印象も受けますね。
おふたりは、仕事上のつきあいで出会ったとのこと。
その点はちょっと言葉を濁されていましたが、もしかしたら仕事のつきあいの延長線上で合コンのようなもので出会ったのかもしれません。
「庭」のカードはその時の様子を表しているのだと思いますが、和気あいあいとした雰囲気で大勢の参加者がいたにも関わらず、Aさんにとってはその女性がひときわ輝いて見えたのでしょう。
長らく心ときめく出会いがなかったとのことだったので、なおさら一気に恋心が盛り上がったのかもしれませんね。
ただ、Aさんにとっては特別なお相手だったかもしれませんが、女性にとってはあまり心を動かされるものではなかったかもしれません。
承 ワンド7、39サイコロ
おそらくこの女性は非常にモテるタイプの方なのでしょう。
複数の男性からアプローチされているような気配もあります。
もしかしたら、職業的に、異性と接する機会が多いのかもしれません。
この恋は不確定な要素が多く、彼女の振り向いてもらうには「運」も必要かも。
彼女自身、今はあまり恋愛のモードではなく、「たくさんアプローチはされているけれども、どの人に対してもピンとこない」という状況なのかもしれません。
今の状況としては、Aさんにとってはちょっと厳しめの戦況かな・・・という印象です。。
転 ワンドのキング 32月
しかし、この恋は、Aさんのリードで進んでいく可能性も秘めています。
事実、彼の気持ちはかなり燃え上がっています。(ちょっとお相手を理想化し過ぎている部分もありそうですが)
ガツガツしている男性は苦手という方も多い一方で、逆に押しに弱いタイプの女性もいますよね。
彼の想いの強さがこの恋を動かしていく兆しも見てとれるのです。
ただ、今後アプローチしていくなら、雰囲気作りがとても大事。
彼女は、ロマンディックなシチュエーションに弱いようです。
ガツガツ行くよりも、何か自然に「この人とはご縁があるんだなあ」と思わせるような偶然があると心を動かされそう。
ただ熱烈にアプローチするのではなく、相手の心をグッとつかむ仕草やエスコートが必要です。
また、Aさんはとてもお人柄がよく、いわゆる「愛されキャラ」。
周囲のサポートも受けやすいタイプなので、共通の友人(例えばその合コンを主催した人)の助けを借りるという手もありますね。
そのチャンスやサポートをうまく生かすことができれば、恋を進展させることも不可能ではありません。
結 ワンド5(逆位置) 18犬
今よりお近づきになったとしても、この恋にはこの先も「他の男性」の影がちらつきます。
モテるタイプの女性だ、ということもありますが、職業的な要素があるのか、とにかくなにかとAさんが嫉妬するような出来事が多そう。
それを受け入れなければ、この恋を前に進めていくのは難しいかもしれません。
まずは「信頼できる友達」として彼女にとっての”特別な存在”になること。
今はまだ何も始まっていないですし、彼女自身があまり恋に対して積極的ではないこともあり、すぐに男女の関係まで進めるのは難しいでしょう。
ファーストステップとして、まず「なんでも話せる友達」「頼りになる男友達」を目指すことが、この恋を進展させる唯一の近道になりそうです。
モテ過ぎるがゆえに、彼女の中での男性に対するハードルが上がっている可能性もあるので、友達としてがっちり心をつかんだ状態で徐々にハードルを越えていくことが大事ですね。
【まとめ】
今の状況としてはAさんが一方的に熱を上げていて、彼女にとっては「たくさんアプローチしてくる男性のうちの一人」という存在かもしれません。
しかし、アプローチの仕方を変えてロマンチックなシチュエーションづくりができれば、「特別な一人」に昇格することは不可能ではないでしょう。
その前に、まずは「信頼できる男友達」の地位を確立すること!
彼女の警戒心を解き、さらには高過ぎるハードルを超えなければなりません。
そのためには、周りの人のサポートもうまく活用する必要がありそうです。
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