人の体は、月の影響をかなり受けています。特に女性の体は月のサイクルにも敏感ですよね?
満月、新月、スーパームーン、ブルームーンなどに関心がある方は多いようですが、半分の月、下弦の月、上弦の月にはあまり関心が無い方が多いようですね。
今回は、下弦の月(かげんのつき)、上弦の月(じょうげんのつき)とは?
また、
- スピリチュアル的に下弦の月と上弦の月とはどんな月なのか?
- 何をすると良い時なのか?
- お願い事も可能なのか?
ご紹介していきます。
下弦の月と上弦の月とはどんな月?
下弦の月と上弦の月をご存じでしょうか?
読み方は、
- 下弦の月(かげんのつき)
- 上弦の月(じょうげんのつき)
になります。
簡単に言うと、半月の事なのですが、新月から満月へ向かう月なのか、それとも満月から新月へ向かう月なのかで上弦の月、下弦の月と言われています。
下弦の月と言うと、昔々りぼんで連載されていた矢沢あいさんの「下弦の月」を思いだします。
その頃は、そんなに月に興味は無かったので(^_^;)
おそらく、私と同世代の方は下弦の月という漫画をご存じなのではないでしょうか?
映画化されたので、映画を観たという方もいらっしゃるかもしれません。
幻想的なストーリーでした。
個人的には、SFも好きですし、下弦の月のパラレルワールドな物語の作り方がとても好きでした。
あまり私の友人たちの間では人気はありませんでしたが、あの頃の私たちにはちょっと難しすぎたのかもしれません。
大人になってから読むと、また別の視点から読む事が出来ますね。
【下弦の月と上弦の月】見分け方
それでは、下弦の月と上弦の月の見分け方をご紹介します。
上弦の月は、新月から満月にかけての間の月で、下弦の月は満月から新月にかけての間の月の事を指します。
実は、上弦の月と下弦の月では、見える時間がまったく異なります。
上弦の月と下弦の月の簡単な見分け方は、
上弦の月は昼間に出て深夜に沈み、下弦の月は深夜に出て昼間に沈みます。
という事は、
夕方空を見上げた時に見える月は、「上弦の月」です。
「下弦の月」は、朝の空に白い半月がみえたら下弦の月なのです。
「半月は半月だし。」としか思ってなかった方も、これからは上弦の月か下弦の月かすぐに解りますね。
下弦の月と上弦の月の由来って?どうしてそう呼ばれるようになったの?
下弦の月と上弦の月は、どうしてそう呼ばれるようになったのでしょうか?
はっきりとした正解は無いようですが、半月の月は、全体的にみると弓を描いているようにみえるためだと言われています。
あまり注目される事もない下弦の月、上弦の月ですが、月は女性の体と密接なかかわりがあると言われてるものなので、少し意識してみると色々と変わってくるかもしれません。
月と女性の関係って!?
それでは、月と女性の体の関係についてです。
月のサイクルは、前述の通り、「新月」から始まり「上弦の月」そして「満月」、「下弦の月」というサイクルで一周しています。
女性の生理の事を、月のものと呼んだりするのも、この為です。
人間の体の半分以上は水で出来ています。
月の引力によって、潮の満ち引きが起こります。
月に例えられる女性の体も、月の引力に多大なる影響を受けてるはずです。
新月から新たなスタートを切り、満月に向けて美肌や健康に気づかい、そして満月で断捨離をして手放していくという流れが、人間の体にも良いのではないかとされています。
新月にエステに通ったりするとより一層美しくなれると言われたりします。
満月に向けて、美のエネルギーを蓄えていくのが新月なのです。
少しだけ、月の事を意識して生活みると、体のバランスも整い、美しく、健康にもなれます。
また、占星術でも月は女性に例えられたりします。
そして、月は「心の内側」を象徴してるものでもあるので、月と共に生きることで心のバランスも自然と整ってきたりもしていきます。
下弦の月と上弦の月のスピリチュアル
それでは、上弦の月、下弦の月のスピリチュアル的な過ごし方について見ていきましょう。
上弦の月は、新月から満月に向かっていく途中の月です。
これから「満ちてくる」そんな時なので、元気いっぱいの気が溢れてる時です。
活動的な期間ですね。
新月に何かをスタートし、それがようやく膨れてくる時。
これが育っていくという確信が持てた時こそが、上弦の月です。
なので、上弦の月にお願い事をするならば
というお願い事が最適です。
恋愛のお願い事をしたいという方が多いかと思いますが、この期間はできる限り「ポジティブなお願い事」をするようにすると良いですね。
彼との恋を育てていく。
そんなイメージのお願い事が最適です。
次に下弦の月の期間は、満月から次の新月に向かっていく途中の月です。
新しい始まりに向けて、不要なものを手放していく期間です。
静かに一人内面と向き合ったりするのに最適な期間ですね。
そして今の自分にとって不要となったものは、どんどん断捨離していく。
そんな期間です。
意識しておきたいのが、「次の新たな始まり」です。
次のステージに向けて、今できることは何なのか?
その点を意識しておくと良い期間になります。
下弦の月にお願い事をするならば、
というお願い事が最適です。
恋愛のお願い事は、彼と新たなステージに行くために自分にできることを洗い出した上で、お願い事をされてみると良いでしょう。
二人の関係を進めていく上で障害になってることは、全て手放せるようにすると良いでしょう。
この手放しは目に見えるものに限らず、例えば「嫉妬心」だったり「猜疑心」など、彼との関係が悪化してしまう要素をどんどん手放していくことです。
自分の心の内側としっかりと向き合っていく時こそ、下弦の月の時なのです。
願い事をするなら三日月の月もおすすめ
お願い事をするならば、断然「新月の日」がおすすめになります。
新月のお願い事は、スピリチュアルに興味がある人たちの間ではもはや常識のような立ち位置ですね。
それと同時に、実は上弦の月、下弦の月のみならず、一つの節目である「三日月の時」も月にお願い事をするには適した時なのです。
受け月という言葉を聞いた事がありますか?
受け月とは、三日月の頃に月が受け皿のような形に見える、そんな時を指します。
受け月に祈ると、願いが叶うというジンクスがあります。
三日月のお皿に水が溜まるように、願いを叶えてくれるんだそうです。
三日月を、月の器と表現する事自体、とてもロマンチックですね。
どうしても叶わない願いなど、三日月の受け月にお願いされてみると良いですね。
下弦の月・上弦の月まとめ
- 上弦の月は昼間に出て深夜に沈み、下弦の月は深夜に出て昼間に沈む
- 夕方空を見上げた時に見える月は「上弦の月」
- 「下弦の月」は、朝の空に白い半月がみえたら下弦の月
- 新月から満月にかけての半月が上弦の月
- 満月から新月にかけての半月が下弦の月
- スピリチュアル的にはそれぞれ過ごし方が違うということ
- 上弦の月の時は、満月に向けて勢いよく色々なことをパラフルに実践していく。
- 下弦の月の時は、新たな始まりの新月に向けて不要なものの手放しを行なっていく。
これらを意識して過ごしてみると良いですね(*´∀`*)
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