「断捨離したいけど、一向に断捨離が進まないんです(>_<)」
という相談をされましたが、実はそういう方って他にもいらっしゃるのではないでしょうか?
もの依存がやめられないという方に向けたアドバイスをご紹介します。
もの依存は自分が満たされていないために起こる
先日、「レイさん、先に進むために断捨離をしたいんですけど、なかなか断捨離が進まないんです。正直にお話しすると、私買い物依存症なんです。」
というメールをいただきました。
よくよく話を聞いてみると、昔の私と同じような状態の方だったのでもしかしたら他にもそういう方がいらっしゃるかと思い、書かせていただきます。
もの依存、買い物依存症って、正直いってしまうと「現実逃避」の一種なのです。
辛い現実から逃れたい。
買い物している間は、辛い現実について考えなくて済む。
そんな思考からの、現実逃避なのです。
お酒に逃げるのも、賭け事などに逃げたりするのも同様です。
- 逃げてる時は、何も考えなくて済むから
- 買い物などをしてる間は、辛い現実を忘れられるから
これらの考えから、依存が起こってしまうのです。
その場限りの楽しみで自分を満たすことが依存
買い物もお酒も、そして賭け事なども「その場限りの楽しみ」ですよね?
もちろん、買い物をしている間はストレスを発散することが出来ます。
それでも、家に帰ってきて我に帰ると「何でこんなに買っちゃったんだろう?」という気持ちになったりしませんか?
本当に欲しいものな訳じゃないのに、「良さそう」という理由で、ストレス発散するために買い物をするために、本当に欲しいものを手に入れる訳ではないのです。
現実逃避のために購入したもので、人は満たされないのです。
もの依存をやめるには自分基準で考えること
もの依存は、何かしらのストレスを感じて現実逃避したいがために起こります。
そのため、あなたの中にある現実を変えていかない限り、なかなか治すことって難しかったりします。
あなたが辛い思いをしていることを、洗い出してみてください。
何が変われば、あなたは幸せを感じることが出来ますか?
何に対して大きなストレスを感じてるのでしょうか?
それらを全て洗い出してみて、ストレスを感じる事柄を避けることができるのであれば、避けてみてください。
そこの場所から離れることができるなら、思い切って離れてみてください。
ストレスの根源を断絶するのが一番ですが、もっと大切なのが「自分軸になる」ということです。
自分基準で考えることができるようになると、「あるがままに」生きることができるようになります。
ストレスをかなり減らすことができるようになるのです。
そうしていく中で、自ずと「本当に自分が大切だと思うもの」がわかるようになるのです。
自分にとって幸せを感じるものを残す
自分基準で考えることができるようになると、自ずと断捨離も進むようになります。
「あってもなくてもどうでもいいもの」とはさよならしていくことができるようになっていくのです。
全ては、あなたがどう思うかです。
それでも、そんなにすぐに「買うことで満たすこと」はやめられないかもしれません。
そんな時は、「買ってはダメだ!」と買うことを禁止してしまうと、余計辛い思いをすることになったり、また再び買い物依存症にリバウンドしてしまったりするものです。
禁止ではなく、「自分の心を満たすことができるものなのか」自問自答するという習慣をつけてみてください。
そうすることで、買い物依存から抜け出せ、そして本当に大切なものを見分けられるようになり、断捨離も進むようになるはずです。
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