ブータンという国をご存知でしょうか?
北は中国のチベット、南はインドという位置に存在するヒマラヤの国になります。
少し前に、国民の90パーセント以上が幸せを感じている幸福度の高い国ということで話題になりましたね。
私も一度行ってみたいと思ってる国ですが。
そんなブータンの国民の幸福度が低下しているというのです。
経済発展により低下しているなどと言われてますが、その他にもブータンの方々の幸福度が下がった原因はあると思ってます。
経済発展の副産物として生まれた「人との比較」です。
これを反対側から考えて、幸せに生きる方法についてご紹介します。
経済の発展に反して幸せから遠ざかる私たち人間
経済が発展すれば、幸せになると思いますよね?
もちろん経済発展の恩恵は多大です。
それとは裏腹に、残念ながら心が病んでいくと言う事態も導かれていきます。
ブータンの経済は、年々発展して来ています。
一般の方々が車を購入できるようになり、各自動車メーカーの競争も激しいようですね。
そんな中で、人々の間に生まれるのは「欠乏感」です。
あの人にはあるけど私にはない。
と、「無いもの」に目が向けられるようになっていくのです。
自分は自分、他人は他人。
そう思うことができれば問題は起きませんが、便利なものを持っていない自分を残念に思ってしまうのが人の性なのです。
人と比べることにより、どんどん欠乏感は大きくなっていきます。
そして、例えば車を手にいれることができない自分に価値を感じられなくなっていくのです。
あるものに目を向けることで幸せになれる
無いものに目を向けると、どんどん不幸になっていきます。
無いものは無いのですから。
無いところに焦点が当たってしまうと、「無い」と言う現実が起こるだけです。
そこに焦点が当たっている訳なので、当然です。
反対にあるものに目を向けることで、どんどん幸せになっていきます。
色々なものがあると言う現実が起こるからです。
ちょっと抽象的かもしれませんね。
例えば、ここに幸せがないと感じることで、どんどん不幸になっていきます。
私たち人間は、どうしても何かと何かを結びつけて考えがちです。
私は車を持っていない=不幸
そんな図式が出来上がってしまうことで、車のことを考えていなかった時は幸せだったのに、私は車を持てる身分じゃ無いと思ってしまう事で途端に不幸になってしまうのです。
不思議ですよね。
反対に私には雨風をしのぐことができる家があるから幸せだ。
周りにもたくさん人がいる。
と感じることで、あるものに目を向けてることになり、どんどん幸福度が増していきます。
「何に、どこに目を向けるか?」
で、幸福度は驚くほど変わっていくのです。
身の回りに起こってることは何も変わらないのにです。
この事実に気づけるようになることで、幸福度はどんどん上がっていきます。
自分は自分でいいと思う心
他人の芝生は青いなんて言われてますが、本当にそんなものです。
人は人、自分は自分と考えることができるようになると、自己価値はどんどん上がっていきます。
他人は関係ないのですから。
自分の価値を高めていくことで、幸福度も上がっていきます。
全て繋がっているのです。
自分の持ち物を確認してみてください。
あなたはすでに、たくさんのものを持っているはずです。
素晴らしいものを与えられて、この世に生まれて来ているはずです。
自信を持ってみてください。
人と比べる必要なんてないのですから。
あなたの辞書から「比較」と言う言葉を消すことで、幸福度はどんどん上がっていくはずです(*´∀`*)
コメント