「鑑定を受けていただいたお客様にファンになっていただく方法を教えてください。」
そんなメールをよくいただきます。
ファンになっていただくために一番大切なのは「親身になること」です。
人間性に惹かれなければ、どんなテクニックを使ったとしてもファンになっていただくことなんてできません。
そんなお話をすると、
「それが難しいです(>_<)」
とおっしゃられる方が多いので、今回は「テクニック部分」にフォーカスしてお伝えしていきます。
ただし、
「人対人」の関係だということを忘れずに、良い関係を築いていくことを一番に考えてみてください。
まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。
お客様が主人公です
人は誰でも、自分の世界の中では自分が主人公ですよね。
表面上は謙遜していたとしても、内心では自分が一番カワイイと思っていたり、一番頭が良いと思っていたり。
しかし実際は世間の基準から見てかわいい子は他にいくらでもいるし、歯が立たないくらいの天才もゴロゴロいます。
つまり、「私ってサイコーだよね!」と思っていても、リアルではそんなに褒められる機会すらないのが現実・・・。
だからこそ、自分を誉めてくれる人、自分を特別扱いしてくれる人は印象に残りやすいですし、好印象を抱きやすいのです。
そこで、ひとりひとりのお客様に対して「誉めれるところを探す」ということを意識してみましょう。
服装でもいいし、髪型でも良い。
予約の時間通りに来てくれたこと、入ってきたときにステキな笑顔を見せてくれたこと・・・etc、なんでも良いので「○○さんは時間に正確ですね。正直、助かります」みたいな感じでフランクに誉めてみましょう。
日に何人ものお客様を鑑定していると、正直、ひとりひとりときちんと向き合うのは厳しい・・・
と感じるかもしれません。
今日鑑定したのに、その方のことを忘れてしまったという相手もいるかもしれませんが、少なくともその方の鑑定をしている間は、オンリーワンの特別な存在と認識してください。
きちんとコードを繋げてください。
「その他大勢」という扱いではなく、「かけがえのないひとり」として接してみる。
そうすると、相手は「この人は私のいいところをちゃんと見てくれる人なんだ」と信頼し、心を開きやすくなります。
仮にこの方法が功を奏し、心に抱えた本当の悩み事を話してくれたとしましょう。
そうすると今度は、相手の脳は「こんなプライベートなことを打ち明けてしまった」ということにフォーカスします。
「誰にも言えない話を打ち明けてしまったのだから、私とこの人はとても親密な関係に違いない」
相手の脳がこのように解釈してくれたら、こちらのペースに持っていくことができます。
まるで親友を頼るように、悩み事ができたら鑑定を依頼してくれるようになるでしょう。
できればSNSは毎日更新が望ましい
最近、「習慣」に関するビジネス書がよくベストセラーになりますよね。
それは、私たちの毎日は習慣に支配されているから。
お客様にファンになっていただきたいのであれば、この「習慣」をうまく利用しましょう。
具体的には、毎日、できるだけ同じような時間帯にSNSの投稿をするのです。
がっつり中身の濃い投稿でなくてもOKなので、例えばその日の空模様を写した写真に各星座への一言メッセージだけをトッピングするとか。
これを続けていると、お客様にとってはその占い投稿を見るのが「当たり前」「日々のルーティーン」になるので、それがないと「なんか不安だ」「落ち着かない」という状態になっていきます。
好例としては、YOUTUBERのHIKAKINさんが挙げられますね。
彼は何年もの間、「毎日、動画を投稿する」ということを徹底していました。
登録者数1000万人という圧倒的なYOUTUBERになれたのは、フォロワーの生活の中にご自身の動画を見ることを「習慣」としてうまく浸透させることができたからだと言っても良いでしょう。(もちろん、動画の内容が面白いというのは絶対的な要因ですが!)
同じ時間に起きて、同じ時間に寝るのか。それともてんでバラバラか?
食事をする時に水を飲むのか、それともジュースを飲むのか。
毎日数分でも運動するか、全くしないか。
いつも物事を楽観的に見ているのか、それともネガティブなのか。
いずれの行動も、一度生活の中に定着するとなかなか変えられません。
だから、これらの習慣が積もり積もって心身の健康や性格に影響を与えていくのです。
お客様にファンになっていただきたいと思うのであれば、少々手間はかかりますがSNSを徹底的に活用しましょう。
「また会いたい」と思ってもらう占い師になるために
良い意味で依存してもらえる関係になるには、とにもかくにも「またこの人に会いたいな」と思ってもらうことが大事です。
どうすれば「また会いたい人」になれるのか。
これは、逆を考えてみればわかりやすいかもしれません。
あなたは、相手がどんな人だったら「また会いたいな」と思いますか?
親切な人。
優しい人。
笑顔が多い人。
話を聞いてくれる人。
自分のために何かしてくれる人。
いろいろな答えがあるかと思いますが、いずれも共通しているのは「自分に好意を向けてくれる人」ですよね。
人は、好意に対しては好意で、悪意に対しては悪意で返したくなる性があります。
ですから、「また会いたい」と思ってもらいたいのでれば、あなた自身がそのお客様に対して好意を向けることが大切なのです。
終始ぶっちょう面で愛想のない人だったとしても親切に、丁寧に接しましょう。
対面で鑑定を行うのであれば、気軽に持ち帰れるキャンディなどちょっとしたお菓子をサービスするのもオススメです。
【まとめ】「他者の心に寄り添うこと」を習慣化できる占い師は強い!
お客さまにファンになっていただき、リピーター化するコツについてご紹介しました。
要点を整理します。
・人は自分を特別扱いしてくれる相手に弱い
・SNSを有効活用することで、「習慣」を「依存」に誘導できる
・「また会いたい」と思ってもらうには、好意の返報性を利用するといい
「また会いたい」と思ってもらえるような占い師になるには、日頃の積み重ねがものを言います。
お客様だけではなく、普段から、誰に対しても丁寧に接する癖をつけましょう。
プラトンもこのように言っています。
「親切にしなさい。あなたが会う人は皆、厳しい闘いをしているのだから」
占いやカウンセリングなんて無縁に見えるような人であっても、人は皆、多かれ少なかれ心に闇を抱えていきています。
だから、どんな人に対しても先入観を持たずに接すること。
これを心掛けているとその行動は「習慣」となり、頑張らなくても自然と相手に寄り添える占い師さんになれるはずです(*´∀`*)
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