5月6日の蠍座の月食を伴う満月についての詳細を、ホロスコープで解説していきます。
蠍座の満月はどんなパワーを持つ満月なのか?
この動画を見ることで、今回の蠍座の満月の過ごし方や満月のパワーについて知ることができます。
まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。
蠍座満月の詳細
まずはじめに、今回の満月は5月6日の2時34分に蠍座で迎えます。
ホロスコープをみてみると、蠍座14度、牡牛座14度で月と太陽が180度の角度を取っているのがわかります。満月の月は
8ハウスに滞在しているので、今回の満月は8ハウスの満月ということがわかります。
蠍座のキーワードは、変容、探求、潜在意識、継承など。
守護してくれている天体は冥王星。
深く深く入っていく、スピリチュアルなエネルギー満載の満月と言えます。
満月の月が位置しているのは8ハウス。
8ハウスは、まさにスピリチュアルや潜在意識を意味するハウス。
蠍座のナチュラルハウスです。
太陽は2ハウスに滞在。
太陽の位置する2ハウスには、水星、天王星も在住。
前回の新月に引き続き、
今回も、太陽、月の近くにドラゴンヘッド、ドラゴンテイルが位置しているため、月食を伴う満月になります。
アセンダントは魚座。
アセンダントにほぼ重なる形で、魚座の海王星が在住。
色々な意味で、魂と繋がる満月と言えるでしょう。
全体的にみてみると、とても蠍座感、スピリチュアル感が強い満月です。
今回の満月は、ウエサク満月と言われる満月で
天界と繋がる満月と言われています。
お釈迦様が降誕したとき、悟りを開かれたとき、入滅されたとき、全てこの時期の満月だったということで、とても大切な満月です。
冥王星の逆行
満月の少し前、5月2日には、蠍座を守護してくれている冥王星が、逆行を開始し、山羊座に一旦戻る準備を始めています。
今現在水瓶座の0度で、山羊座に戻ると、
地の価値観への揺り戻しが起こることもあるかもしれませんね。
なかなか新しい価値観を受け入れられない。
今までのままの方が楽。
これは、人間に備わっている性質なので仕方がないことなのですが、
揺り戻しの負けず、新たな時代に対応していくことで、もっと楽に、自分自身の価値観を大切にしながら生きていくことができるようになります。
これから先の人生、
宇宙のエネルギーに乗って生きていきたいと思われている方は、今のうちに動いておくこと。
心地よい世界を創ることができるのは、いつでも動いた方々です。
動いてみることで、風の価値観で生きることの価値観を肌で感じることができます。
過去の経験の手放し
アセンダントの魚座に、守護星の海王星が重なっている状態。
そして、1ハウスには木星、キロン、ドラゴンヘッドが在住。
魂の軌道に触れ、過去の傷があぶり出され、辛い気持ちになることもあるかもしれません。
でも、
新たな自分自身に出会うためには、何かを終わらせる必要があります。
過去にしてきたこと、過去の経験を手放し、今世の使命に気づくことで、あなたの人生が拡大していきます。
今回は特に、お金について、価値観について。
特に、他者から受け継ぐもの、ことに焦点が当たります。
目に見えるものと目に見えないもの。
形あるものと形がないもの。
受け取ると言っても、物だけではありません。
日々の生活の中で、あなたがたくさん受け取っているものはあるはず。
そんな部分に感謝の気持ちを向けてみることで、ここから先の人生、変容していけるはずです。
満月の手放しワーク
今回の満月では、
・地の時代の物質的価値観に執着している自分
・執着してしまう自分
・ネガティブな思い込み
これらを手放すことで、生きやすくなっていきます。
毎年このお話をしているかもしれませんが、
私が住んでいるタイでは、ウエサク祭りは「ウィサーカ・ブーチャ」と呼ばれ、お釈迦様に敬意を払うため、会社はお休み、そして禁酒日になります。
仏教国ならではですね。
それでは、素敵な満月をお過ごしください。
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