先日、メールをくださった方とお話ししてた時のことです。
その方の言葉から、「私さえ我慢すればいいんです!」という言葉が何度となく出てきたのがかなり気になりました。
この考え方って、周りの人たちに対する配慮のような感じに聞こえたりもしますが、実は周りの人たちに窮屈な思いをさせてしまう考え方の代表格なのです。
今すぐ改めるべき、「自分さえ我慢すればいい思考」についてご紹介していきます。
自分さえ我慢すればいい思考の落とし穴
小さい頃から、「お姉さんなんだから我慢しなさい!」などとしつけられて育ってきた方というのは、なんとなく我慢をすることが美徳のようなそんな気持ちになったりしていませんか?
あるいは、それが習慣として染み付いてしまってる為、意見の食い違いなどがあった時には「自分さえ我慢すれば丸く収まるから」と言いたいことを飲み込んでしまったりすることも多くあるはずです。
この思考って、一見美徳のようにも思えますよね?
自分が我慢すればということは、ほかの人にゆずるということだからです。
しかしながら、これって知らず知らずのうちに周りの人たちに窮屈な思いをさせてしまってることなのです。
必ずにじみ出てくるあなたの本音
我慢してるつもりでも、そんな方々の言葉の端々から「私が我慢して譲った!」というようなことがにじみ出ています。
1番最悪なパターンが、「私が我慢すればいいんだから」という言葉を相手に対して発してしまってる場合です。
これって、相手にとって相当なストレスになる言葉なのです。
この言葉を使う時、相手はどう感じるのかを考えてみてください。
もしあなたが、私さえ我慢すればいいんだからそうすればいいよ!みたいなことを言われたら、どう感じますか?
あまりいい気持ちはしないですよね?
言葉を発する時は、受け取り手側がどう感じるかもきちんと考えてから言葉を発するべきなのです。
そして言葉にしないにしても、必ず言葉の端々に「我慢してあげてるんだから」というあなたの思いがにじみ出ているはずです。
さらに言うと、そんな我慢がいつか爆発することにもなりかねません。
自分さえ我慢すればいい思考からは何も生まれない
私だけ我慢すればいい!
この思考からは、何も生まれないどころかマイナスなものしか生み出されません。
あなたと相手との関係において、自分自身も不幸になります。
そして、相手の方も不幸にしてしまうことにつながるのです。
自分にとっては、我慢を強いられて辛く苦しい状況になる。
でも、よくよく考えてみると自分自身で引き起こした結果ですよね?
自分で我慢すればいいやと考えてしまい、そうやって行動した結果、自分自身を苦しめているに過ぎないのです。
そして相手に対してもストレスを与えてしまう。
そんなことから、人間関係にヒビが入ってしまったり、パートナーシップがうまくいかなくなってしまったり。
様々なマイナス要因となります。
もしもあなたが、この思考で生きているなら、この思考とさよならしてみてください。
これだけで、あなたの周りの人たちとの関係は驚くほど変わるはずです(*´∀`*)
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