今回は、書く瞑想とも呼ばれるジャーナリングについてご紹介していきます。
ジャーナリングは日記とは異なり、気持ちの整理整頓を行っていくことで心身の健康を保てるだけではなく、目標達成度も上げられるという効果があります。
・ジャーナリングについて
・ジャーナリングの効果
・ジャーナリングのやり方
についてをご紹介していきます。
まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。
ジャーナリングとは?
まず初めに、ジャーナリングとは何なのか?
一言でいうと「頭に思い浮かんだことを書き出していくこと」です。
日記とどう違うの?
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
日記とジャーナリングの違いは、
・日記は単純に日々の出来事だったり、感想などを書くもの
・ジャーナリングは、頭の中にあるものを書き出していくもの
頭と心の整理を行っていくものなので、書く瞑想と呼ばれたりもします。
頭の中にあること、心の中のモヤモヤなどをどんどん書き出していくことで、
誰かに聞いて貰っているような効果もありますし、自分の中で自然と整理整頓ができるようにもなったりします。
結果として、思い描いていた夢が実現したり、目標達成のスピードが早まったりするということですね。
ジャーナリングの効果
ジャーナリングを行うことの効果は
・今の自分自身の状態を客観的に見ることができる
・悩みを抱えているときは、何に悩んでいるのか、どうしたらいいのか?など整理整頓できる
・自分自身を深く理解することができるようになる
方向性が定まらない
これからどうしたらいいんだろう?
と悩んでいる時にも、自分自身の本音を引き出すことができるため、自然と行きたい方向に進めるようにもなったり。
ジャーナリングを行う際に一番効果的なポイントは
「感情を書き出すこと」にあります。
実は、ジャーナリングの効果について、海外の実験でも実証されています。
求職活動中の失業者63名を、3つのグループに分けての実験が行われました。
Aグループは、ジャーナリングを5日間20分継続して行ったグループ。
ジャーナリングのお題は「失業したことは、人生にどんな影響を与えることだったのか?」自分自身の考えや感情を書き出しました。
Bグループは、5日間20分、お題を求職活動について、どんなプランがあるのか?活動内容についてなど、日記的内容を書き出しました。
Cグループは何も行わず。
3ヶ月後、Aグループの就職率は50%オーバー、Bグループの就職率は約23%、Cグループの就職率は約13%だった…
という実験結果でした。
気持ちを洗いざらい書き出していくことで、ネガティブな感情が洗い出され、ポジティブな方向に変換されていく。
そればかりではなく、自分自身の中で感情の整理整頓ができ、次なる目標に向かって進んでいくことができるようになるという証明ですね。
ジャーナリングを行う方法
それでは次に、ジャーナリングをどう行えばいいのか?についてお話していきます。
ジャーナリングは、こうしなければならない。
ということはなく、完全に自由です。
お気に入りのノートとペンを準備し、テーマを決めて思うままに書き出していく。
毎日10分行うなど、時間を決めて行っていくことで、成果を感じやすくなります。
大切になってくるのは、ただ書き出すだけではなく必ず振り返りの時間を設けることです。
家計簿でも、ただ書き出していても何の効果もありません。
書くことが目的なのではなく、思考や感情の整理をすることが目的になりますので、まずはざっくばらんになんでも書いていき、その後で振り返り作業をしながら、
「こうすればいいのかな。」という気づきを見つけていくのがジャーナリングになります。
自由と言われると、何を書いたらいいのかわからない…
という方は、どんな未来だったら嬉しいのか?
今の自分が望んでいることは何なのか?
理想の1日の過ごし方は?
など、ワクワクすることを書いていくと「本当はどうしたいのか?」の部分が浮き彫りになってくるかもしれません。
未来の不安で落ち込んでしまう…
という方も、なんでそんなに不安なのか。
分解していくと、そこまで不安にならなくても大丈夫かも?という気持ちになれたりするものです。
悩みを言語化して外に出すだけでも、結構スッキリするものです。
瞑想がなかなかできない。
という方でも、お気に入りのノートとペンを準備して少しの時間向き合ってみることならできるかなと思います。
ぜひ、ご自身の心と向き合われてみてください。
まとめ
それではまとめです。
ジャーナリングとは、日々の出来事を記録する日記とは異なり、
頭の中にあるものをざっくばらんに書き出していき、整理整頓すること。
特に感情中心に書いていくことで、本音を引き出すことができたり、目的地に向かって進みやすくなっていきます。
そして必ず、書いたものを振り返る時間を作られてみてください。
なんでもそうですが、継続は力なり。
1日2日で辞めてしまうのではなく、ぜひ継続して行ってみてください。
きっとあなたの夢実現、目標達成への道が繋がっていくはずです。
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