ルノルマンカード講座、13回目の今日は、おみくじ感覚で未来がわかるワンオラクルについてです。
特に悩みがなくても、「今日の占い」はなんとなくチェックしている。
そういう方、とても多いですよね。
どんな自信家であっても、未来に対して多かれ少なかれ不安を抱いている・・・だからこそ時代が変わっても占いのニーズがなくなることはないのです。
今回は、「今日の運勢」を知りたい時に便利な「ワンオラクル」という占い方をご紹介します!
まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。
自宅で「おみくじ」ができる!これもカード占いの魅力
占いにはあまり興味がないという方でも、初詣で引いたおみくじで「大吉」と書いてあったら純粋に嬉しいですよね。
誰でも未来を悲観したくはないし、誰かに「イイことあるよ」と言われたら嬉しいのです。
ですから、カード占いの技術を身に着けておくと自分のリーディングや言葉で誰かを元気にさせてあげることができます。
それって、結構スゴイことですよ!
今回紹介する「ワンオラクル」は、神社の「おみくじ」に近い感覚で使える方法。
全体から1枚引くだけという簡単な方法なので、初心者の方はまずこの方法からマスターしていくと良いでしょう。
「今日の占い」のみならず、何かを決断したい時、誰かのアドバイスが欲しい時、気持ちは決まっているけど誰かに背中を押して欲しい時などに使えます。
SNSのカードリーディングで「今日の運勢」について投稿している方がよく用いているのもこの「ワンオラクル」という方法です。
まず「象徴カード」を引いておきます
ワンオラクルで占う場合、まずは相談者の性別に応じて「象徴カード」を引いておきます。
相談者が男性なら「28紳士」を、女性なら「29淑女」です。(※自分のことについて占う場合は、ご自身の性別に合わせて選び分けてください)
その後、残りのカードをシャッフルして直感で1枚引くわけですが、引く前にまずはこの「象徴カード」とじっくり向き合って「おしゃべり」しておきましょう。
今日はどんな気分?
体調はどう?
何か不安に思っていることはある?
・・・カードの人物に語りかけて、自分のことを占うのであれば紳士or淑女に自分と投影させてみましょう。
解説本の類には書かれていないことも多いので筆者オリジナルですが、このワンステップを入れることで結構その人の本音が出やすくなります。
自分のことを占った場合でも、それまであえて目をそらそうとしてきた本質的な問題を突き付けられてドキッとすることもあるでしょう。
わざわざ解説に書いていないまでも、たいていの「当たる」占い師さんたちはこういったプロセスを踏んでいるはずです。
カード占いは、一方的に答えを引き出すのではなく、カードと「対話すること」が大事。
「メッセージをいただく」という謙虚な気持ちを決して忘れてはいけません!
鑑定例①「今日の運勢は?」
サンプル事例として1枚引いてみたところ、「23ネズミ」が出ました。
ネズミは、私たち人間の見えないところでこそこそ動き回る動物。
しかも、配線をかじったり、食べ物をあさったりと、あまり嬉しくないことをしでかしてくれる動物です。
そこから、単純に「あなたの見えないところで、あなにとってあまり好ましくないことが起こりそう」と読むことができます。
好ましくないことの具体例としては、盗難、器物の破損、恋人の裏切り。
始まりは些細なことでも、後になるととんでもない大事につながることがあるので、気づいた時にすぐに対処することが大事ですよ、という警告を与えるメッセージでもあります。
鑑定例②「彼との恋はどうなる?」
占い師さんのところに寄せられる悩みの中でダントツで多い恋愛のお悩み。
引いてみたところ「19塔」が出ました。
なんだかとても堅苦しい感じ。恋愛のふわふわしたイメージからは程遠い雰囲気が漂っていますね。
社会人としての規範、モラル、倫理観などを象徴するカードであることから、浮気や不倫だったら「やめたほうがいいよ」のカード。
というか、おそらくプラトニックな関係以上に発展はなさそうです。
一方、すでに付き合っている彼との関係なら、「結婚」という公に認められる関係に進む可能性も無きにしも非ず。
ふわふわした関係から一歩進んで、周りから認められるようなしっかりした関係性へと進展していく手ごたえを感じさせます。
鑑定例③「仕事で成功できる?」
「最近の若者は出世願望がない」なんて言われたりもしますが、若くして”億”の年収を稼いでいる方もいますよね。
口ではどんなに「出世に興味がない」「必要以上のお金は要らない」などと言っていても、誰にでも「認めてもらいたい」という承認欲求は多かれ少なかれ必ずあります。
サンプル的に引いてみたところ、「10鎌」が出ました。
これはタロットカードの「死神」にも例えられるカードで、物事が突然「強制終了」されることを暗示するカード。
否応なしにプロジェクトが打ち切りになったり、思いもよらないアクシデントがある前ブレと読むこともできるでしょう。
ただ、ここまでコツコツ努力してきた人にとっては必ずしも悪いカードではありません。
たわわに実った稲を刈り取るように、目に見えるカタチで成果を収穫することができるでしょう。
わざわざ「仕事がどうなるか」と聞いてくるくらいですから、相手の方はそれなりに努力をしてきた方であるはず。
何も得られないままプロジェクトが強制終了されるということは考えにくいのではないでしょうか。
「終わりがあるが、必ず得る物もある」
そんなカードです。
【まとめ】これだけでも人を幸せに導ける!基本だからこそしっかり、みっちり
ルノルマンオラクルカードを使った占いの基本中の基本、「ワンオラクル」についてご紹介しました。
ワンオラクルで引くのはたった1枚のカードだけ。
他のカードからの干渉を受けないので、初心者にとっては「読みやすい」「ルノルマンって思ったよりも簡単だな」と感じるでしょう。
「面白い!」「もっとリーディングしてみたい」と興味を持つことが大事なので、いきなりハードルを上げてグランタブローなどの挑戦するのはオススメしません。
何事も最初の一歩は小さく始めるのが長続きのコツ!
たとえワンオラクルであっても、カードとコミュニケーションできるだけでもすでにあなたは立派な「カードリーダー」です。
もっとカードと仲良くなるためにも、リーディングの回数を積みましょう(*´∀`*)
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