ルノルマンオラクルカードには様々なデザインがあり、描かれている物によって少しずつ意味が変わります。
根っこにあるテーマは同じでもデザインによって印象は違ったものになりますので、解釈も臨機応変に変えてみるのがおススメ。
今回は、ギルデッド・レヴェリールノルマンオラクルの「16 星」に注目してみましょう。
まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。
「星」とは何を表すのか
伝統的なルノルマンカードでは、「16 星」に描かれているのは夜空に輝く星だけ。
しかし、ギルデッド・レヴェリールノルマンオラクルでは12星座のマークが描かれているのが印象的ですね。
12星座も「星」ですから、基本の意味は違いありません。
リーディング自体は、一般的なルノルマンオラクルカードの「星」の解説と同じように読めば問題ないでしょう。
でも、ちょっと気になりますよね。
あえて違うものが描かれているのですから、やはりリーディングでもその意味を加えたほうが解釈に深みが出るはずです。
一つの解釈として考えられるのは、「季節の巡り」「時間の循環」を表しているということ。
星座は、トップバッターであるおひつじ座から12番目のうお座までで一巡り。
ワンサイクルすれば一年ですよね。
ゆえに、このカードは「一年」の時間を表していると解釈することもできます。
もちろん、占者によって解釈は様々ですが、一つの例としては「この先一年のビジョンが広がる」と読めるでしょう。
未来を占う
12星座といえば星占いですよね。
その12個の星座が全て描かれているということで、このカードはそのままズバリで「占う」という意味にも解釈できるでしょう。
すなわち、これからの未来がどうなるのか?その答えが見えてくるよ!ということです。
カードの意味として「未来のビジョンが見えてくる」というものがありますが、まさにこれは占い。
「占いにご縁がある」とも読めるでしょうし、実際に占ってもらう機会に恵まれるかもしれません。
長い人生の中では、誰でも「自分の将来が気になる時期」が巡ってくるもの。
スピリチュアルを全く信じていない方でも、時期的に、「未来」という目には見えないものが気になる時はあるでしょう。
この「星」のカードは相談者がそのような時期にさしかかっていることを表すことがあります。
12星座のマークが描かれたギルデッド版は特に、そのような「未来予測」の意味が強く表れると言えるでしょう。
秘められた才能が開花する兆し・・・とも読める
12星座にはもう一つ、「才能」という意味もあります。
「私は○○座」と星座を言う場合、一般的には太陽星座(生まれた時に太陽が入っていた星座)を答える方が多いですが、実はもっと細かく見ていくと、私たちは全ての星座の要素を秘めているのです。
例えばおひつじ座さんなら、基本的な性格=表から見える部分は「おひつじ座」ですが、経済観念は「おうし座」が担当していて、意外と堅実だったり。
これは「ハウス」という考え方に基づく解釈ですが、一人の人間の中に12星座の要素が全て入っているのです。
そして、それぞれの要素を生かすも殺すも自分次第。
ギルデッドの「星」カードでは、真ん中に描かれた星が12星座のマークを照らすような構図になっていますよね。
これは、「あなたの中に眠っている才能を輝かせて」「あなたの能力を生かせる天職に出会えるよ」という風にも解釈できるでしょう。
隣り合うカードに注意!
このように、「星」のカードは、一般的なルノルマンでもギルデッド版でも吉兆を表すカードであることに違いありません。
ただし、もしも隣に「雲」があったら要注意。
それも、黒い雲の隣に「星」のカードが出ていたら、せっかくの良い兆しが消えてしまう可能性があります。
雨雲が星の瞬きを消してしまうように、チャンスをかき消すようなトラブルが起きるかもしれませんので注意するに越したことはないでしょう。
【まとめ】描かれた12星座は何を意味しているのか?「星」の解釈イロイロ
一般的なルノルマンオラクルカードとはちょっと違う点があるギルデッド版の「星」のカードについて見てきました。
特徴は12星座のマークが描かれていること。
この絵柄には、
・季節のサイクル
・占い
・秘められた才能
このような意味があります。
一般的なカードの意味で解釈しても決して間違いではありませんが、デザインの違いには必ず意味があるはず。
プラスαで解釈に色をつけるとリーディングの深みも増していくでしょう。
あなた自身が感じたことを大切にして、オリジナルな解釈を究めてみてくださいね。
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