ルノルマンオラクルカード「12 鳥」は、その名の通り鳥が描かれているカード。
しかし、ギルデッド版では「フクロウ」が描かれています。
これは一体何を表しているのか?フクロウが象徴するものとは?
まずは動画でチェックしたい方は、以下よりご覧いただけます。
フクロウってどんな鳥?
「え、フクロウも鳥の一種でしょ。だったら意味は同じじゃないの?」
そのように思われた方もいらっしゃるでしょう。
確かに、フクロウも鳥の仲間です。
※正式には「鳥綱フクロウ目フクロウ科フクロウ属」に分類されています。
スピリチュアルにおける解釈としては、「次元を超えるメッセンジャー」。
つまり、高次元な世界からのメッセージを運んでくる使者としてとらえられているのです。
これは、スタンダードなルノルマンカードの「鳥」と同じ意味ですよね。
ただ、フクロウには他に「知恵」「賢さ」といった意味もあります。
ゆえに、そのメッセージには「ハッとするような気づき」や「なるほど、とうなづけるような学び」の要素が加わると考えるとわかりやすいでしょう。
「会話」にも様々な種類がある
一般的に、ルノルマンオラクルカードの「12鳥」には、「会話」「おしゃべり」「コミュニケ―ション」といった”言葉”にまつわる意味が与えられています。
しかし、会話といっても様々ですよね。
嬉しい内容のこともあれば、仕事に関する大事な話の場合もあるでしょう。
誰かの悪口だったり、根も葉もないうわさ話だったりすることも。
ギルデッド版ルノルマンオラクルカードであえて鳥を「フクロウ」としているのには、そういった「会話の種類」を分けて考えることの大切さを示唆しているのかもしれません。
わざわざフクロウが描かれていることには意味がある、・・・受け取ることもできるので、質問の内容や隣り合うカードに合わせて臨機応変にリーディングしていきましょう。
情報は受け取る側にも責任がある
多くの人々が当たり前のようにスマホをを持ち、日常に起きる様々な出来事を大から小まで発信する時代。
中には、「真実ではないこと」も混ざっているでしょう。
「根も葉もないことを発信しやがって!」と怒る人もいますが、これほどの情報化社会では受け取る側にも責任や”知恵”が求められます。
誰が、どんなツールで、どんな場所で発信しているのか?
それをしっかり分析して、「この情報は本当に信じて良いのか?」と一旦疑ってみる姿勢も必要でしょう。
そして、玉石混交な情報の中で「本当に信じて良い情報」を見極めるには知恵が要ります。
まさに、「フクロウ」がそれを表しているのではないでしょうか。
自分が受け取った情報は、フクロウが運んできたものか?それとも、偽物の鳥のオモチャが運んできたものか?
今一度、「情報」の取り扱い方についても見直してみたほうが良いよ!と、ギルデット版の「鳥」は伝えているのかもしれません。
意外?実はネガティブな意味になることも多い
「鳥=良い知らせを運ぶメッセンジャー」のように解釈している方も多いかもしれませんが、実際は、意外とネガティブな意味になることも多いです。
例えば、「雲」の隣にあったら「盗み聞き」や「根も葉もない噂」。
「本」の隣なら「秘密が漏れる」「口が軽い」。
「キツネ」の隣なら「口が軽くて信用できない人物」といった意味になります。
「口は禍の元」という言葉がありますが、まさにルノルマンオラクルカードの「鳥」は言葉のリスクについて教えてくれるカードと言っても過言ではないでしょう。
SNSが急速に拡大した現代社会においては特に、私たちが触れる情報は良いものばかりではありません。
ルノルマンオラクルカードが生み出された時代以上に、世界にあふれる情報は玉石混交です。
私たちは「鳥」が運んでくる情報をよく吟味しなければいけませんね。
鳥がわざわざ描き分けられていることには、そんな「情報を鵜呑みにすること」への警鐘すら感じ取れます。
【まとめ】「鳥」が伝えるメッセージが深い
一般的なルノルマンオラクルカードとはちょっと違う点があるギルデッド版の「鳥」のカードについて見てきました。
漠然と「鳥」という名前になっているカードですが、ギルディッド版ではあえて「フクロウ」が描かれているのが印象的です。
「コミュニケーション」「言葉」「情報」「お知らせ」・・・等々様々な意味があるカードですが、暗に、「情報にもいろんな種類があり、”質”の良し悪しもあるから気をつけようね」と警鐘を鳴らしているようにも受け取れますね。
snsが爆発的に拡大し、様々な情報に埋もれるようにして生きている私たち。
ともすれば情報の渦に飲み込まれて自分の軸を見失ってしまったり、時にはフェイクニュースに踊らされてしまうこともあるでしょう。
フクロウのカードは、「情報社会を生きるには、”知恵”が必要なんだよ」・・・と、そんなメッセージを伝えているようにすら感じられますね。
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