9月3日の乙女座で迎える新月について、また、新月の過ごし方や新月のお願いごとについても、ホロスコープを交えて解説していきます。
まずは動画でチェックしたい方は、以下よりご覧いただけます。
9月3日乙女座新月のホロスコープ
9月3日時間にして10時56分に、乙女座で新月を迎えます。
乙女座のキーワードは「繊細、観察力、完璧主義」など。
社会に出ていく前に、今一度自分自身について確認するフェーズの星座で迎える新月。
度数を見ると、乙女座11度、10ハウスで迎える新月ですね。
10ハウスという場所は、山羊座の本拠地で、社会的頂点を意味する場所です。
現実的な視点で、成功を手にすることができる新月と言えるでしょう。
ホロスコープを見てみると、
新月の太陽、月に、魚座の土星が180度の角度をとっているのがわかります。
度数が離れていますが、新月に直接与えられている影響なので、気になるところですね。
土星は魚座に滞在中で、同じ4ハウス、魚座内には海王星も滞在。
この海王星は、冥王星とタイトな角度でエネルギー交換をしています。
乙女座という星座のエネルギーは、細かな視点で物事をみるエネルギー感になります。
一方、魚座という星座のエネルギーは、大きな視点で物事をみるエネルギーです。
夢実現には具体と抽象の行き来が鍵
何かを達成しようとする時、成功したいと思った時は、どうしても目の前のことでいっぱいいっぱいになりがちです。
私たち誰しもに言えることです。
そんな時、ふと対極にある魚座のエネルギー感、つまり大きな視点で物事をみることを思い出してみてください。
木をみて森をみずになってしまうことで、視野が狭くなり、うまくいくこともうまくいかなくなります。
今回の新月のアセンダントは蠍座。
アセンダントの支配星、チャートルーラーである冥王星は3ハウスです。
冥王星は逆行中で、最後の山羊座の総仕上げを行っている所になります。
そんな冥王星が海王星とタイトな角度で関係を持ち、さらに社会的頂点を意味するMCに対して、冥王星、海王星それぞれが150度の角度をとっています。
権力主義でもダメですし、夢だけ追いかけていてもなかなか成功は手に入りません。
もちろん、自分を犠牲にして、すり減らして無理するのも論外です。
どうすればいいのか?
水瓶座の風の力を使うことです。
自分のためだけではなく、大きな視点で「みんなのためにできること」を考えていくことこそ、これから先、現実的視点で社会的な成功を手にいれられるヒントとなるのではないでしょうか?
夢を描くだけでは夢は現実になりません。
夢を描いたら、その夢をどう具現化させていけばいいのか?
綿密な計画を立てていくことも重要になります。
乙女座のエネルギーを利用していくことで、夢をカタチにしていくことも可能になります。
大きな抽象的な夢を描いたら、今度は具体的に、どうしていけばいいのか?
具体と抽象をなん度も繰り返し行き来しながら、夢を具現化させていくこと。
これを行っていくことで、現実的な成功を手にいれることができるようになるということを、今回の乙女座の新月で、宇宙は私たちに教えてくれているのではないでしょうか?
乙女座新月のお願い事
今回の乙女座の新月のお願い事は、
・大きな視点で世界を見れています
・地に足をつけて、コツコツ継続できています
・夢を具現化できています
など
具体と抽象を行き来しながら、思考を整理し、夢を具現化させてみませんか?
それでは、素敵な新月をお過ごしください。