2月28日の魚座で迎える新月について、また、新月の過ごし方や新月のお願いごとについても、ホロスコープを交えて解説していきます。
まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。
2024年2月28日の魚座の新月
2月28日時間にして9時45分に、魚座で新月を迎えます。
12天体順行中に迎える新月です。
魚座のキーワードは「癒し、共感、浄化」など。
新たな始まりに向けての浄化のときになります。
度数を見ると、魚座9度、11ハウスで迎える新月ですね。
11ハウスという場所は、夢や希望を表す場所で、コミュニティや仲間も象徴します。
11ハウスには、6個の天体が在住。
占星術の用語で言うと、ステリウムと呼ばれる配置になっています。
そのうち5つの天体が魚座で、魚座色がとても強い新月です。
魚座と言えば、エレメントで言うと水の星座で、柔軟宮の星座のため、自分のためというよりも誰かのために色々やってあげたくなることも多いかもしれませんね。
そうこうしているうちに、いっぱいいっぱいになってしまう・・
日頃からその傾向がある方は、注意が必要な時かもしれません。
別の視点から見ると、夢や目標に向けた直感やインスピレーションが降りてきやすい時とも言えます。
何かをスタートするためにまずは夢を見ること
魚座という星座は、12星座でラストを担当する星座で、新たな始まりの牡羊座に向けて最後の整理整頓をする星座です。
新たに何かをスタートするためには、まず最初に「夢を見ること」が大切です。
どこに向かって行こうか?どんな夢を形にしていこうか?
イメージを膨らませた後で進むから、なんとなくだったとしても目指す方向に進んでいくことができるということ。
もちろん、夢みるだけでは何も現状は変わらないため、その後で「行動」のフェーズがやってくるわけですが・・
もし、どうしていきたいのか?
「何も浮かんでこない」「何も降りてこない」ということでしたら、一旦詰め込みすぎてしまった荷物を手放していく必要があるサインなのかもしれません。
「目標を立てること」で、確かに叶いやすいですよね?でも、モヤモヤしてなかなかどうしていきたいのか?が出てこないことも多々あるものです。
そんな時は、同じ価値観を持つ人たちと、みんなで同じ方向に向かってみるというのも一つの道です。
双子座に滞在中の木星は、新月の月と太陽と関係を持っているため、色々なコミュニティに入ってみたら?と伝えてくれているかのようですね。
今現在双子座に滞在中の木星は、4ヶ月後には蟹座に移動し、世の中の雰囲気が「仲間と一緒に何かをしていく」そんな流れになっていきます。
その前に、色々体験してみたら?
ということを宇宙は私たちに教えてくれているのではないでしょうか?
一人で夢を形にできなくても、みんなと一緒だったら、できるかもしれません。
魚座に滞在中の海王星も28度でもうすぐ魚座を卒業する度数です。
土星も、そろそろですね。
海王星、土星が牡羊座に移動することで、新たなフェーズへ、切り替わっていきます。
大きな意味で考えると、抽象(魚座)、具体(牡羊座)と行き来しながら、新たな時代で何かを形にしていく。
そのためには、インスピレーションを得ることも大切なことですし、形にしていくためには意を決して動くことも大切になってきます。
重い荷物を背負っているとなかなか動けませんので、手放し、浄化を行うことで身軽になること。
せっかくなので、もう今は不要になった固定観念も、新たなサイクルに向けて手放すのにちょうど良い時ですね。
新月のお願い事
今回の魚座の新月のお願い事は、
・新たなステージに向けたデトックスができています
・インスピレーションを形にできています
・内なるメッセージに耳を傾けられています
など
これだけたくさんの天体が魚座に集結しているということは、心に混乱が生じやすい時でもあるので、ゆっくりお風呂に浸かったり、体を動かしてみるのもおすすめです。
心と体の浄化を行い、新たなサイクルに向けての準備ができると良い新月と言えるでしょう。
それでは、素敵な新月をお過ごしください。