タロットカードについても言えることですが、オラクルカードも「色」に注目することで多くの重要なメッセージを受け取ることができます。
「天使とか妖精とか光とか、描かれているものが抽象的過ぎて、なんだか何を言いたいのか意味がよくわからない」という方は、まず「色」に注目してみるというのもおススメのリーディング方法です。
そこで今回は「色でカードをリーディングしてみよう」というテーマでお届けしていきます。
まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。
色にはそれぞれ意味がある
突然、「レトルトカレーのパッケージを頭に思い浮かべてください」と言われたら?あなたはどんなデザインを思い浮かべますか?
おそらく、なじみ深いバーモンカレーの「黄色×赤」のパッケージを連想する方が多いのではないでしょうか?
もちろんそれ以外にもたくさんありますが、実は「色」でみるとどこのメーカーも大差はなく、カレーといったら「赤」「黄色」「オレンジ」を使っているメーカーさんが多いことに気付くでしょう。
赤やオレンジは食欲増進効果のある色ですし、黄色は知性と精神を刺激する色。
要するに「目にすることでお腹がぐ~と鳴って、楽しい食事のことを思い出してなんとなく楽しくなっちゃう♪」という色の組み合わせなのです。
食品メーカーの人たちはそういった色がもたらす心理効果や生体反応をよく知っているため、商品デザインの色の使い方にはかなりこだわっていることが見て取れます。
タロットカードやオラクルカードでも、「色」はリーディングをする上で欠かせない要素。
描かれているシンボルの意味が全くわからなかったとしても、色だけでメッセージをくみ取ることもできないわけではないのです。
ワンセットあるととっても便利!「カラーカード」
「正直、リーディングが難しい」と感じている方は、ぜひイナ・シガールさんの「カラー・カード 色に隠された秘密の言葉」を入手されることをおススメします。
全45色のカラーが持つメッセ―ジを受け取ることができるオラクルカード。
もちろん単体で使うこともできますが、他のオラクルカードやタロットカードと組み合わせて使うと、全体のテーマを「色」で直感的に受け取ることができます。
代表的な色に込められているメッセージの例は以下の通りです。
★赤・・・無限のエネルギー、生命力、痛みからのヒーリング、魔除け
★オレンジ・・・免疫力を高める、性的エネルギー、創造性を目覚めさせる、幸福感と自信を高める
★黄色・・・浄化作用、知性と精神を刺激する
★白・・・全身を癒す、心を明るく照らす
★黒・・・守る、強さ、決意、新しい物を受け入れる
★青・・・癒しのパワーを活性化させる、生命力を高める、新陳代謝を促進する
★緑・・・神経系を活性化させる、欲求不満や怒りを鎮める
★ピンク・・・ハートを開く、愛を受け入れる
★ブラウン・・・宇宙の叡智とつながる、大地とつながる、他者との間に境界をつくる
★ゴールド・・・豊かさを引き寄せる、意識を拡大させる
★シルバー・・・神経の緊張を鎮める、粘り強くやり遂げる力
どのカードもビビッドで美しいので、セルフリーディングで使っても元気がもらえるカードセットです。
色はチャクラを開く作用もある
オラクルカードを引いた時、「なんだか妙にこの色が気になる」「3枚引いて、どれも同じ色が目立っていた」・・・このように感じられた場合は、天使が今あなたが開くべき「チャクラ」を教えてくれている可能性もあります。
・・・と言ってもなんのことやらさっぱりわかりませんよね。
チャクラというのは、頭のてっぺんから足の裏まで全部で9つある「”気”の出入り口」。
いわゆる”ツボ”のような場所です。
それぞれのチャクラに対応する色があり、その色のものを目にしたり身に着けたりすることでそチャクラを浄化/活性化させることができると言われています。
ここで、全てのチャクラとカラーの対応をご紹介しますね。
★第0チャクラ(足の裏)・・・ブラウン
★第1チャクラ(尾骨、背骨の付け根)・・・ブラック、レッド
★第2チャクラ(ヘソの下1~2センチ下)・・・オレンジ
★第3チャクラ・・・(胸の下)ゴールド、イエロー
★第4チャクラ(胸の中心)・・・グリーン、ピンク
★第5チャクラ(のどの下)・・・スカイブルー
★第6チャクラ(頭蓋骨の底、眉毛の間)・・・インディゴブルー
★第7チャクラ(頭頂全体)・・・バイオレット
★第8チャクラ(頭頂の上部)・・・シルバー、ホワイト
たとえばインディゴは「直感の中心」と言われる第6チャクラに対応する色で、明確なビジョンを手に入れるためのサポートしてくれる色。
大天使・ミカエルのカラーでもありますので、この色が気になった時は「自分を信じてストイックに続けてみて」というメッセージかもしれませんね。
実際にカードをリーディングしてみよう
たとえばこちらは、オラクルカードの世界ではとても人気のあるドリーン・バーチュー先生の「マジカルユニコーンオラクルカード」の中の一枚。
「You’ll Knouw in the Morning」
朝になれば全てわかることだから、今はゆっくりやすみなさいというカードです。
全体的に紫色の濃淡で表現された一枚。
カラーカードにあてはめてみると、「ラベンダー」「パープル」「バイオレット」「ライアック」などがあてはまりそうです。
「ラベンダー」:心身と魂をつなげる
「パープル」:精神的なコンプレックス、ネガティブな思考を手放して明晰性を高める
「バイオレット」:直観を引き出し、創造性を高める
「ライラック」:ヒラメキを目覚めさせる
いずれも、キーワードとしては「直感」がありそう。
もしかしたら今は、疲れていたりネガティブな思い込みあったりして直感力が鈍っているのかもしれません。
一晩ゆっくり眠って新しい朝が来たらきっと良いアイデアが浮かぶよ。だから無理をしないで。
・・・そんなメッセージを与えられているようですね。
単に「リラックスして休んで」とするよりも、カラーの要素を加えることでリーディングに深みや具体性が出てくるというわけ。
解説を読んでもしっくりこないな、カードのメッセージをイマイチくみ取ることができないなと感じる場合はぜひ「色」に着目してみてくださいね!
【まとめ】カードの意味が理解しにくい時は、まず「色」にご注目
カードリーディングに深みを加える方法の一つ、「”色”を取り入れる方法」についてご提案してきました。
ポイントを整理します。
・色にはそれぞれ意味がある
・色は私たちの心身に様々な生体反応を起こす
・私たちの身体にある「チャクラ」の浄化や活性化も”色”の影響を強く受ける
カードを引いてその絵柄を目にした時、まず何か気になるか?
・・・これは人それぞれですし、その時の心身のコンディションによる影響も大きいでしょう。
そこに表現されている「色」もまた、あなた自身や相談者の”今”を知る上で重要な情報と言えます。
「カードを引いたはいいけどどこを見たら良いかわからない」というリーディングビギナーさんは時に、そこに描かれいる物や背景、空の「色」にフォーカスしてみましょう。
きっと、何かしら新しい気づきがあるはずです(*´∀`*)
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