文字が記されているルーンは全部で24種類あります。
今回は「ギューフ」に注目!
アルファベットの「X」のようにも、「バツ」のようにも見える形ですね。
そこにはどのような意味が秘められているのでしょうか?
まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。
ギューフは「愛情」「贈り物」を表すルーン
海外のから手紙やメールをもらった時、最後に「XXX」みたいな文字が並んでいた・・・という経験はありませんか?
実は、それこそがギューフの表すもの。
そのマークには「愛情」を表す意味があり、多く並べるほどに強い愛を表すと言われています。
つまり、ギューフが表すのは「愛情」。
二本の線を交差させることで、二人の人間が愛を与え合っている様子を表しているのです。
ゆえに、ギューフは「Loveルーン」と呼ばれることもあります。
愛情に加えて「贈り物」という意味もあり、神に捧げる供物や、逆に神から与えられる能力を表すことも。
有形・無形の「ギフト」を表す、非常に温かい意味合いのルーンです。
タロットカードで言うと「カップ2」
タロットカードにおいて、「愛情」はカップのスートが担当する分野です。
中でもカップの2は、心を通わせること、パートナーシップを表すカード。
たとえ義理で渡すプレゼントだとしても、「何を渡そうかな?」「何をあげたら喜んでくれるかな?」と考えること自体が相手への「愛」です。
物を渡す、受け取るという好意には、カップ2で描かれているような”ちょっと距離感のある”心の交流があります。
ギューフが出た時は、誰かとの間にそのような穏やかな心の交流がある状態。
そして、その関係が今後発展していく可能性があることを表しているのです。
一方、「贈り物」という意味に注視すると、「カップ6」もギューフと同じ世界観を持つカードと言えるでしょう。
こちらもやはり、穏やかで優しい雰囲気のカードです。
いずれにしても、ギューフは慈愛に満ちた、温かみのある穏やかな世界観を表しています。
正位置・逆位置の意味の違いは?
ルーン占いにも、タロットカードと同じように「正位置」と「逆位置」があり、解釈には微妙な違いがあります。
ここでは、ギューフが正位置で出た場合の意味をご紹介します。
【正位置】
★キーワード
愛情、贈り物、パートナーシップ、献身的、純粋無垢
★全体運
・穏やかな気持ち
・良好なパートナーシップ
・物事が調和している
・優しい気持ちを表現する/受け取る
★恋愛
・心が通い合う
・愛の告白が受け入れられる
・幸せな交際・結婚
・優しさに包まれた恋
★仕事
・人を幸せにする仕事
・報酬を伴わないボランティア
・ビジネスパートナーに恵まれる
・深い満足感を得られる仕事
★健康
・とても繊細な状態
・献身的な介抱
・誰かに守られている状態
形を見てお分かりいただけるように、ギュ―フには逆位置がありません。
つまり、出ただけで幸せな恋の成就を予感させるような、とてもHAPPYなルーンなのです。
ギューフが出た時は、恋愛に限らず周りの人との関係が調和し、良い状態にあるとき。
告白やプロポーズは成功する可能性が高いですし、仕事でも良い案件に恵まれるでしょう。
だからこそ、ここで計算高い行動をとってしまうとせっかくの運気を生かせなくなってしまいます。
純粋に、目の前のことや相手を素直に信じる気持ちがなによりも大切です。
まとめ
ルーンの「ギューフ」はタロットカードでいうと「カップの2」のような位置づけ。
想い人と心が通い合っていたり、周りの人との人間関係が調和していることを表しています。
告白するかどうか迷っているなら、天が背中を押していると受け止めて良いでしょう。
注意点は、計算したり背伸びしたりしないこと。
そして、見返りを期待する行動も控えたほうが良いでしょう。
ありのまま、自然体のあなたで、受け取ることよりも与えることをメインに行動すれば大きな愛と恵みを受け取ることができます。
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