文字が記されているルーンは全部で24種類あります。
今回は「ウィン」に注目!
アルファベットの「P」にエッジを効かせたようにも、何か旗のようなものにも見える形ですね。
そこにはどのような意味が秘められているのでしょうか?
まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。
ウィンは「喜び」「成功」「成就」を表すルーン
ウィンは、アルファベットの「P」が変形したものです。
また、そこにオーディン(北欧神話で最高の神)の栄光の杖の意味も重ねられています。
栄光の杖・・・から想像がつくように、ウィンには「喜び」「成就」「成功」という輝かしい意味が与えらえています。
思わず勝利の旗を掲げたくなるような、気分が上がる嬉しいお知らせが入ってくる時にこのルーンが出る事が多いです。
ただ、この場合の「喜び」とは、棚ぼた式に与えられる喜びではありません。
その人が努力した末に与えらる成就と喜び。
それまで頑張ってきたからこそ味わえる「達成感」が含まれた喜びです。
現代で言えば、受験勉強を必死に頑張ってきた受験生が、晴れて志望校に合格したときのようなイメージでしょうか。
「ウィッシュルーン」とも呼ばれていて、なんか叶えたい願いがあるときにお守りとしてこのルーンを持ち歩く風習もあります。
タロットカードで言うと「ワンド6」
ルーンの「ウィン」をタロットカードに置き換えるとすると複数のカードが候補に挙がるかもしれません。
例えば「カップの9」は「ウィッシュカード」と呼ばれていて、思わぬ幸運が舞い込んでくることを表すカードです。
しかし、「ウィン」が表すのは棚ぼた式の幸運ではないため、カップ9とは少し意味が違ってきます。
「自分で勝ち取る勝利」という意味では、ワンドの6のほうが意味的に近く、しっくりくるでしょう。
ウィンが出た時は、「その努力は間違っていない」「良い方向に進んでいる」と、肯定的なメッセージを受け取ることができます。
何か迷っている時にこのルーンが出たのであれば、今のまま突き進むと良いでしょう。
迷いは無用!勝利の時は近いという暗示です。
正位置・逆位置の意味の違いは?
ルーン占いにも、タロットカードと同じように「正位置」と「逆位置」があり、解釈には微妙な違いがあります。
ここでは、ラドが正位置で出た場合の意味をご紹介します。
【正位置】
★キーワード
喜び、成就、成功、嬉しい出来事、目標達成
★全体運
・目標を達成できる
・努力が報われる
・幸運に恵まれる
・気分が盛り上がっている状態
★恋愛
・思い描いていた出会いがある
・念願叶って両想いになれる
・諦める必要はない
・プロポーズが成功する
・理想通りの結婚が叶う
★仕事
・希望していた仕事に就ける
・努力が結果に結びつく
・仕事仲間と喜びを分かち合う
・理想が実現する
★健康
・治療が成功する
・ダイエットが成功する
・免疫力が高まる
続いて逆位置で出た場合の解説です。
【逆位置】
★キーワード
不運、失望、暗転、玉砕
★全体運
・運に頼り過ぎて失敗する
・喜びと幸せが一転する
・奈落の底に落ちる
★恋愛
・理想が高過ぎて成就しない
・相手に対して失望する
・告白がうまくいかない
・理想を現実のギャップを思い知らされる
★仕事
・努力が空回りする
・理想が高過ぎて仕事が決まらない
・意気消沈する結果
★健康
・思っていたよりも症状が悪化している
・ダイエットの成果が出ない
・楽観視できない健康状態
ウィンが正位置で出た時は、まさしくオーディンの栄光の旗が風にたなびいている状態。
努力で養われた実力を武器に、勢いよく物事を進展させて行ける時です。
あなたのアイデアが周りに受け入れてもらいやすい時なので、仕事であれば積極的に意見を投げかけていきましょう。
「達成」に向かって突き進んでいる状態ですから、不安や迷いは拭い捨てて、目の前のことに希望を持って取り組むと良い時です。
逆位置で出た場合は、少し「運」の力に頼り過ぎているかもしれません。
「なんとかなるさ」と思っていませんか?
しかし、そう思ってもなんともならいのが、ウィンの逆位置です。
現状の自分の能力でどれだけの成果が出せるかを客観的に見定め、足りない分を補うために必要な努力を積み重ねていきましょう。
まとめ
ルーンの「ウィン」はタロットカードでいうと「ワンド6」のような位置づけ。
これまで苦しい戦いを強いられてきたかもしれませんが、ついに運があなたを味方し、勝利や成功を勝ち取ることができるのです。
それは決して、棚ぼた式の成功ではありません。
あなたが頑張って努力してきたからこそ与えられる成果です。
正位置で出た場合は、自分がこれまでやってきたことを信じて、ひたすら前に突き進みましょう。
まさに、「天は自ら助くる者を助く」です。
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