ルーン占い講座、39回目の今回は、ルーン×タロットの実践編②についてをお届けします。
占いにも、得意・不得意があります。
例えば、タロットカードやオラクルカードなど「絵柄」があるものからメッセージを受け取ることは得意だけど、ルーンだとシンプル過ぎて何を言いたいのか全くわからない・・・とか。
そこで今回は、ルーンで占った後にオラクルカードを1枚引いて占いの補足メッセージをいただく方法をご紹介します。
まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。
ルーン✖︎タロットの鑑定例②
「奥さんがいる人を好きになってしまいました。これからこの恋はどうなりますか?諦めるべきですか?」(Iさん 0代 女性)
恋愛のお悩みについて、まずはシンプルにルーン4枚で見ていきます。
過去・現在・未来・結論でリーディングすることもできますし、起・承・転・結で見ることもできるでしょう。
まずはルーンを引いてみます。
1枚目 IS イス
2枚目 RAD ラド
3枚目 BEORK べオーク
4枚目 SIGEL シゲル
ざっくり言えば、停滞する → 遠距離になる ⇒ 離れたことでマメに連絡し合うようになる。
実際に、Iさんのお相手はもうすぐ転勤で他県に引っ越してしまうとのこと。
それもあって相手の方はIさんとの関係に「潮時だ」と感じているのか、最近は距離を置き始めている様子。
あからさまに連絡が減ってしまった・・・というのがIさんの今現在のお悩みです。
これまでは、月に何度かお忍びでデートをする仲だったそうですが、ここ数か月はそれもなく、まさに「IS」=「停滞」の状態。
彼が引越してしまったら、そのまま自然消滅になるんじゃないか・・・とIさんご自身も不安になっていましたが、ルーンが示す結果から見れば、むしろ離れることよって彼はIさんの存在の大切さに気付くようです。
近くにいていつでも会える状態である今よりも、むしろ連絡頻度は上がるかもしれません。
「対策」「結論」のカードでも「シゲル」が出ていて、Iさんの一途な想いが彼に受け入れられる未来を感じさせます。
しかし、本当にそれで良いのでしょうか?
相手には家族がいるわけですから、この結果は嬉しい反面、ちょっとモヤモヤするところもあるはずです。
そこで、1枚、補足としてオラクルカードを引いて追加のメッセージをいただきましょう。
オラクルカードを組み合わてみよう
今回使用するのは、マジカルユニコーンオラクルカード。
ユニコーンは伝説の動物で、立派な角が特徴的です。(この角はサードアイから生えていると言われています))
「この恋を続けても良いでしょうか?幸せになれますか?」とたずねてみます。
引いたカードは「Finish What You’ve Started」
「始めたことは最後までやり遂げなさい」という意味を持つカードです。
「Finish」という単語から、「そんな恋はダメだ!さっさと終わらせるべき」と読む方もいるかもしれませんが、カードの意味としては、この恋を気の済むまで貫きなさいと背中を押すメッセージとして受け取れます。
翼を広げて空を駆けるユニコーンは、とても自由で生き生きとしています。
おそらく、Iさんの恋はこれからも続いていくでしょう。
世間一般から見て、それは決して、応援できる恋ではないかもしれません。
しかし、それでも貫く!とIさんが決めた道ならば、最終的にどんな結果になったとしても「不幸」ではないのです。
オラクルカードは、その恋を否定も肯定もしておらず、伝えたいことはただ一つ。
「Iさんの信じた道を大切にしてほしい」ということだけ。
始めてしまった恋の「終わり」を決めるのは、結局のところIさんだけです。他の誰にも、その答えを出すことはできません。
だからこそ、Iさん自身にその「終わり」が見えるまでは全力で相手を愛するまでだ、とカードは伝えているのです。
優しさの中に、ユニコーンの厳しさが垣間見えるカードでした。
【まとめ】
ルーンとオラクルカードの合わせ技で鑑定する方法をご紹介しました。
ルーンは、タロットやオラクルカードのような複雑な絵柄ではない分、そのメッセージを直感的に受け取れるというメリットがあります。
一方で、あまりにも完結に答えが出過ぎて、人の感情が見えてこない・・・と感じる方も多いでしょう。
そんな時は、オラクルカードやタロットカードを組み合わせることでリーディングにグッと深みがでます。
それぞれにメリットデメリットもありますし、占う人との相性もあるので、自分に合ったリーディングスタイルを模索することが大切。
それもまら、「占い」の楽しみ方の一つと言えるでしょう。
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