約2年半ぶりに、土星が魚座に移動します。
土星水瓶座時代から魚座時代へ。
世の中的にどんな変化が起こることになるのでしょうか?
それまでの間に、しておきたい心構えとは?
まずは動画でチェックしたい方は、以下よりご覧いただけます。
土星がが約2年半ぶりに移動!
2023年の星の動きで、最も注目度が高いのは約15年ぶりに星座をまたいで移動する冥王星の動き。
しかし、実は同じ3月にもう一つ大きな星の動きがあります。
それが、「土星のうお座入り」です。
2020年の年末にみずがめ座に入った時には、「風の時代の始まり」とあっちこっちで話題になりましたよね。
その土星が、2023年3月7日にうお座に移動します。
冥王星はしばらくの間、やぎ座とみずがめ座を行ったり来たりしますが、土星に関しては、この3月でみずがめ座からうお座へとしっかりバトンを渡される感じ。
6月18日から11月4日まで逆行の期間もありますが、みずがめ座まで戻ってしまうことはありません。
よって、2023年3月で一つ大きな「区切り」がつく形となり、ここから2025年5月まで「うお座土星」の時代が続きます。
土星ってどんな星?
改めて、「土星」とはどんな星か?
キーワードは、
・伝統
・組織
・システム
・習慣
・積み重ね
・努力
・勤勉
・骨
・土台
・不動産
・過去
・権威
・試練
・限界
・現実
・制限
・コンプレックス
人生には、楽もあれば「苦」もありますね。
100%「楽」だけの人生なんてあり得ないでしょう。
土星は、この「苦」の部分と向き合うことを教えてくれる星。
時には、見たくない現実やコンプレックスをビシビシと突き付けてくるでしょう。
しかし、その現実から逃げずに向き合い、歯を食いしばってそこを乗り越えるからこそ、次のステージに歩んでいけるのです。
うお座って実はものすごくタフな星座です
では、このいかにもキビシイ感じの星がうお座に入ることで世の中はどうなるのか?
うお座は、「夢」「想像力」「空想」のように、どこかふわふわしたイメージがついてまわる星座です。
正直、「土星のイメージを結びつかない」と感じた方も多いかもしれません。
しかし、実はうお座さんは誰よりも現実の厳しさを知っている星座。
例えば、同じ学年でも、4月生まれのおひつじ座さんと3月の生まれのうお座さんとでは、身体の発達にだいぶ大きな開きがありますよね。
学年が上がるにつれてその差は気にならなくなっていきますが、幼少期にはその差に悔しいを想いをした方も多かったはずです。
おひつじ座さんにはたやすいことも、まだ成長段階が未熟なうお座さんにとってはとても難しい・・・。
だからこそ歯を食いしばって頑張らなければならなかったことが多々あったのではないでしょうか。
大人になってもその経験はうお座さんの糧となって残っています。
ふわふわしているように見えて、実は根性がある。
そんなうお座の性質は、実は土星の性質と非常にマッチしているのです。
ある意味では、うお座さんが最も自分らしく輝ける時代がやってくるとも言えるでしょう。
「ボーダレス」が一つの重要なテーマに
土星は、時に私たちに様々な試練や制限を課す星です。
物事がスルスルっとうまくいかない・・・。
うまくいきそうに思えても、そう簡単には成功できずに必ず壁にぶち当たってしまう・・・。
それは往々にして土星の力が働いている時。
一方で、うお座には、あらゆる境界線や制限を「溶かす」という特徴的な性質があります。
例えば、これまでは「結婚とは男女がするもの」というのが常識のように思われていましたが、土星がうお座に入っている時代にはそんな制限も溶かされてしまうかもしれません。
うお座には、「こうでなければいけない」「こうあるべき」・・・こういったあらゆる制限を溶かし、多様性を拡大させていくような力があるのです。
性別の問題のみならず、あらゆる物事について、これから約2年の間に「常識」とされていたこといは次々に覆されていくかもしれませんね。
土星がみずがめ座にあったこの2年の間にもそういった「多様性」の流れはずいぶんと進んできましたが、これからの数年でそれが「もはや当たり前」というレベルまで社会に溶かし込まれていくことになりそうです。
【まとめ】レベルアップの時がやってくる!過去2年の”課題の振り返り”を大切に
2023年3月7日の土星移動に秘められたメッセージについてご紹介しました。
土星は一つの星座に2~3年滞在し、様々な課題や試練を突き付けてきます。
星座をまたいで移動することは、いわば、私たちは1人1人が「卒業証書」を受け取り、新たなステージへとレベルアップしていくことを意味します。
新たに与えられる課題は星座によって異なりますが、誰にとっても「大きな節目」であることは間違いありません。
冥王星と土星、二つの天体移動がある「2023年3月」は恋も仕事も大きく動く特別な月になるのは間違いないでしょう。
その瞬間をただ受身で迎えるのか、それとも心の準備をし、できることをやって迎えるのか。
その差は歴然。
ぜひ、2022年から少しずつこの2年の振り返りをし、「まだ残されている」と感じる課題があるのであれば3月までの間にクリアしておくようにしたいものですね。
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