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【地に足がついたスピリチュアル講座4】願いを叶えられる人に共通することと「五徳」に至る道

【地に足がついたスピリチュアル講座4】願いを叶えられる人に共通することのアイキャッチ画像 幸せになる方法
この記事は約7分で読めます。

あなたは、テレビやYOUTUBEでプロの占い師が誰かを鑑定しているのをご覧になったことがありますか?

そこでわかるのは、「占い師は必ずしも占術に頼りにしているわけではない」ということです。

つまり、その人の人生がうまくいっているかどうかは、見る人が見ればわざわざ占うまでもなくわかってしまうというわけ。

「最近ツイテナイ」と感じているのは、分かる人にはわかってしまう「理由」があるのかもしれません。

逆に考えれば、その理由の部分を変えていくことで「ツイてるモード」にスイッチを切り替えることができるでしょう。

今回は、願いを叶えるために大切なことについて、「五徳」にいたる道について解説していきます。

まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。

運の良し悪しは「おもて」に表れる

占い師はもともと「人」や人生に対して並々ならぬ興味関心を持っている方が多いので、「うまくいく人」「いかない人」の思考癖や行動パターンを研究し尽くし熟知している方が多いです。

人気占い師さんがライブ配信で視聴者の相談に応じている様子を何度か見たことがありますが、相談者と会話を始めて数秒で相手の悩みの本質的な原因がわかっているようにお見受けしました。

何万人、何十万人という数の鑑定をこなしていると、素人が見ても感じない”思考のクセ”のようなものにすぐに気づくのでしょう。

例えば、運の良い人(=いろんなことがうまくいっていて人生の幸福度が高い人)と、運の悪い人(=うまくいかないことが多く、人生をこじらせている人)とでは、使う言葉や身体の姿勢、表情にも明らかな違いがあります。

運の良い人はプラスの自己イメージを持っていて、心のどこかに「私は運が良いから、悪いことなんて起きるはずがない」と思っているフシがある。

だから、たとえ悪いことがあったとしてもそれを「悪いこと」とは捉えずに、「面白いこと」「ハプニング」として捉える傾向があるのです。

例えば鍵をなくして部屋に入れなかったとしても、もちろん人のせいにしたりはしないし、「おかげで、家族が帰ってくるまで本屋でブラブラしてたら面白そうな本を見つけられた」「友達の家に行ったら美味しいアイスをごちそうになってラッキー」といった感じで、その出来事をラッキーなことに変えてしまいます。

一方、運の悪い人は、その失敗を誰かのせいにしたり、「鍵をなくしたせいで家に入れなくて風邪を引いた」とか「余計なお金を使う羽目になって損した」とか、マイナスをさらにマイナスにしてますます落ち込む方向に自分を誘導してしまうのです。

こういった思考癖は普段の言葉や行動にも表れるので、たくさんの人を観てきた占い師は頭の中で過去の鑑定例と照らし併せて「あ、この人、たぶん恋愛もうまくいってないわー」とわかってしまうのでしょう。

気持ちの状態と身体はリンクしています。

「なんかうまくいかないなあ」「引き寄せがうまくいかないなあ」と感じている時は、自分の表情や姿勢を鏡でチェックしてみると良いでしょう。

たとえば、意識して口角をちょっと上げるようにしてみる。

これだけで前頭葉からセロトニンの分泌switchが入って、物事に対する向き合い方がポジティブになることがわかっています。

それらを意識的に変えてみることで波動が上がり、連動して運気の流れも変わっていくはずです。

漠然と”何か”を求め過ぎているうちは与えられない

これはプロの占い師さんに聞いた話ですが、「自分の好きなことをしたい」と言って相談に来るのに、「具体的に何をしたいのか」を訪ねるとだんまりになってしまう方がとても多いそうです。

つまり、未来について期待値が大き過ぎたり、あるいは現実と向き合う前に未来に想いを馳せてしまったりして、具体的な行動を起こせない。

行動しないから何も変わらない。結果的に現状に満足できていない人が多いということですよね。

一方、ツイてる人、運が良い人は「自分にはできるはずだ」というプラスのセルフイメージに加えて、「私はこれを目指しているんだ」という自分なりの目的地をしっかりと決めているものです。

だからチャンスが巡ってきたら思い切って行動することができるし、求めていないことについて無駄に努力して労力や時間を費やすこともありません。何をスルーして何をキャッチすべきかがわかっているから選択や行動に無駄がないのです。

「漠然と”何か”を与えられることを待ってしまっているうちは、状況は何も変わらない。私たちにできることは、行動するキッカケを与えること。その人の内側にあるスイッチを見つけてあげることなんですよ。人は必ず変われますが、それが”いつ”なのかは人によって違いますから」

既出の占い師さんのそんな言葉が、とても印象的でした。

おそらく、この占い師さんが言っていた「漠然と何かを待っているタイプの人」というのは、七夕の短冊に願い事を書いても神社に参拝に行っても願いはまだ成就しないでしょう。

なぜなら、「まだないもの」にばかり意識を向けていると本来の力を発揮できないからです。

占い師は知っている!願いを叶えられる人に共通すること

洋の東西を問わず、占いのベースにあるのは「人は自然界の循環の中に生かされている存在であり、それぞれが固有のエネルギーを与えられて生まれている」という考え方。

そのエネルギーの種類は占術によって異なりますが、共通しているのは「それを生かせる方法を知ることが運を開くことにつながる」ということです。

例えばドラえもんは、自分のポケットにどんな道具が入っているのかわからなければ誰も助けられませんよね。

他の”何か”を「欲しい、欲しい」とない物ねだりしている状態は宝の持ち腐れで、何も現実を変えられないし欲しいものを手に入れることはできません。

私たちの無意識は、「~が欲しい」と思えば思うほど「ない」という現状にクローズアップしてしまう。

そして、「欲しいものを手に入れることができていない私」が強調されてしまいます。

「彼氏が欲しい」 ⇒ 「彼氏がいない私。誰からも愛されていない私。私は愛される視覚がないんじゃないかという不安」

「お金が欲しい」 ⇒「お金を手に入れられるような実力がない私。お金をもらう価値のない私」

こうやって自己否定ループにハマり込んでしまって、結局は「やっぱり私なんか」というネガティブで終わってしまう。

ここから脱するためには、「すでに持ってるもの」「手に入れているもの」に目を向けることを意識してみると良いでしょう。

与えられた能力や環境、一緒にいてくれる目の前の人と向き合い、「これを使ってどうやって未来を変えていこうか?」と考えるのが願い事の始まり。

まだ身に着けていない能力、手に入れていないお金、復縁したい思っても再会することすら叶わない元カレにばかり意識を向けていても、現実は動かないのです。

これはタロットカードの世界でわかりやすく表現されていて、大アルカナ1番の「魔術師」のカードに描かれたワンド、ソード、カップ、ペンタクルは最終的に19番の「太陽」のカードではすべてひまわりの花に変わっています。

それは、1番から19番まで様々な困難に見舞われつつも前を向いて魂を磨き続けてきた結果。

旅を途中であきらめなかったからこそ持っていた4つの要素でひまわりの花を咲かせることができたんですよ。

持っているものを使って新しい価値を生み出すのが人生であり、持っているものに気付くことが全てのスタートだと言っても過言ではないでしょう。

【まとめ】実は超現実的!占い師が教えているのは「五徳」にいたる道

占い師は、必ずしもスピリチュアルな能力だけで人を鑑定しているわけではないということをお伝えしました。

どんな占いも、最終的には、衣食住を見直して心身の状態を整えることをアドバイスしています。

人の話をよく聞きなさい。

言葉に気をつけなさい。

身の回りを整えなさい。

友達を大切にしなさい。

目の前の人に対して誠実に。

新しいことにも挑戦したほうがいいよ。世界が広がるから。

(怪しい壺を売り付けたりしない)まっとうな占い師であれば、だいたいこんなことをアドバイスしていますよね

これは東洋の占術のベースにある「五行説」=儒教の「五徳」につながります。

・仁 己の欲望を抑えて人を思いやること

・礼 礼儀作法を身に着けること

・信 友情に厚く、誠実であること

・義 私欲に囚われず、人として正しい行いをすること

・知 知識豊富で物事の道理をよく知っていること。冷静な判断ができること

スピリチュアルな世界に多くを期待する方も多いですが、結局は「人としてあるべき姿」を追求することが幸せになるための唯一の道。

幸せになるための答えはいつもあなたの内側にあるのであって、スピリチュアルなワークや占い鑑定を受けても自分が変わろうとしなければ現実は何も変わらないのです(*´∀`*)

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