啓発本でよく見る「自分を大切にしましょう」というフレーズ。
あなたは自分を大切にしていますか?思いやりのある言葉をかけてあげていますか?
そもそも、なぜ自分を大切にしなければいけないのか。
今回は「自分を大切にする」が人生にどんな影響をもたらすのか考えてみましょう!
まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。
他人よりも身内。身内よりも、まずは自分!
友達や同僚、上司、取引先にはめちゃめちゃイイ顔をするのに、身内にはキツくあたる人っていますよね。
外では柔和な笑顔で接しているのに、家族の前では常に仏頂面。
そういうタイプの人は、一見社会生活もうまくいっているように見えるかもしれませんが、いつかボロが出るでしょう。
なぜなら、物事の本質が見えていないから。
確かに、対外的に感じよく振る舞っていれば社会的な評価は上がるでしょうし、チャンスにも恵まれて収入も上がるかもしれません。
しかし、そんな華々しい活躍ができるのは誰のおかげでしょうか。
もっと言えば、今、ここに立って息を吸えているのは誰のおかげ?
本質が見えていないから、目の前で自分を支えてくれる人をないがしろにし、「もっと、もっと」と外に幸せを求めてしまう。
自分の投稿に、自分の仕事に、あなたの存在に「いいね」してくれる人を見ずに、ここにいない誰かのことばかりを大切にしてしまいます。
しかし、それではいつまで経っても満たされないままの人生になるでしょう。
まずはあなたに「イイね」をしてくれる人たち、全肯定してくれる人たちを大切に扱うことから。
そしてその延長線上にあるのが、「”私”を大切にする」ということです。
「運を動かす」と書いて運動、「気を運ぶ」と書いて運気ですが、どちらも運ぶのはあなた自身ですよね。
幸運を掴むためには、自ら動かなければならない。
あなたをまだ見ぬ素晴らしい世界に連れて行ってくれるのは、他ならぬあなた自身の身体なのです
ファーストステップは下着のお手入れから
駅や公園のトイレは、キレイなところとそうでないところがありますよね。
最初から汚れていたりゴミが散乱していたりすると、ちょっとくらい汚してしまっても「まあいいか。最初から汚れていたし」と思って掃除せず立ち去ってしまう方も多いでしょう。
しかし、キレイに掃除されていて、「いつもキレイに使っていただきありがとうございます」とデザイン性の高い貼り紙(これも破れていないというのがポイント!)が貼られていたら?
「これは汚したら悪いな」「ゴミを置いていくのはなんか申し訳ないな」と、自然とキレイに使おうとするのではないでしょうか。
これは心理学の「割れ窓理論」でも説明できる心理で、同じことが人間関係でも起こります。
すなわち、「私」をいつも丁寧に、大切にメンテナンスしている人は、周りの人からも丁寧に扱ってもらえるということ。
逆に、「どうせ私なんて」「どっちもでいいです」といった発言が多かったり、身なりの手入れがテキトーだったりする人は周りの人からも軽んじられてしまうようになってしまいます。
「Aさんはいつもオシャレで服飾品にもこだわっているから、プレゼント選びにも時間をかけなくちゃ。Bさんは・・・、まあテキトーでいいか」
「Cさんは自分の意見をしっかり持っているから、説得するにも言葉を選んで丁寧にしないとな。でも、Dさんはいつも周りに合わせてくれるから、説明するまでもないかも?
・・・みなさんも、知らず知らずのうちにこんな格付けをしてしまうことはありませんか?
一目置かれることが良い、人から大事にされるから幸せということを言いたいのではありません。
軽くあしらわれることで、得られるべきチャンスを逃してしまったらもったいないですよ、という提案です。
「どちらかというと、人から軽く見られがちだなあ」という方は、無自覚に自分を大切にできていない部分があるのかもしれません。
「自分を大切にするとか言われてもよくわからない」「具体的にどうすればいいの?」
そんな声が聞こえてきそうですが、「わたし」を大切に扱う第一歩目は、下着や靴下を買い替えること!
ゴムが伸びたり、穴が開いたり、色褪せたりしている下着類を身に着けていませんか?
アウターやジャケットにはこだわって高いお金を出すのに、下着は安物でよれよれ。
これこそまさに、「外面は良いが身内に冷たい」の象徴ですよ!
手を付けやすいところから少しずつ、自分の価値観を見直し、矯正していきましょう。
身内や自分を大切にすることは、「今」を丁寧に生きること
いつもご飯を作ってくれる人に感謝の言葉を伝える。
いつも楽しませてくれて、どんな時にも味方でいてくれた友達を大切にする。
誕生日にはお祝いもする。
「いいね」をくれるフォロワーさんには、丁寧に「いいね」やコメントを返す。
そして、下着や寝具はいつも心地よい状態にキープし、身の回りも心を込めて掃除をする。
・・・どれもこれも地味なことですが、この「当たり前」ができていない人が多いというのが実情。
すぐ目の前の人や物を大切にせず、「まだここにないもの」「まだ出会っていない人」を求めてさまよっている人がほとんどなんです。
そして、足元の石ころに躓いて転んでけがをしてしまったりして・・・。
結局、目の前のことに意識を集中することができて初めて足元が安定し、より高く、より遠くに飛べるようになるのです。
まず身内や自分を大切にするということは、「今」という時間を丁寧に生きるということに直結します。。
インドに「あらゆる未来の花は今日の種の中にある」ということわざがありますが、これはまさにこの世界の核心を突いていますね。
身近な人達と何気ないことで笑い合うこと、その時間が「かけがえのないものだ」と気づくこと、幸せな時間を過ごせることに感謝し、その気持ちを言葉で伝えること。
自分の身体を守ってくれている下着に感謝し、丁寧にメンテナンスしてあげること。
「食べたい」「眠りたい」「泣きたい」という内側の声を無視せず大切にしてあげること・・・etc
これらはいずれも、今日という時間に種を蒔くことにつながっているのです。
その種はやがて、幸せという大きな花を咲かせることになるでしょう。
【まとめ】幸せに至る道は地味で堅実。自分の中に幸せの種まきをしよう!
自分を大切にすると幸せになれる、と言われる理由について深く掘り下げてみました。
良い流れを掴むための考え方のポイントを整理します。
・外面を取り繕うことよりも、自分を近くで支えてくれる”フォロワー”を大切にするべき
・自分を大切にすることの基本は、下着のメンテナンス
・「今」を生きることは未来に向けての「種まき」
「自分を大切にする」というと、漠然としていてなんだか自己啓発っぽくて抵抗を感じるという方もいらっしゃるでしょう。
しかし、こうして見てきておわかりいただけた通り、私を大切にするワークはとても地味で堅実。
ちょっとしたマインドチェンジで、誰にでも、今日からでもできる内容です。
本当に一番大切にすべき人は誰なのか?
今一度人生の基本に立ち返って、日々の生活やキャリアプランを見直してみると良いでしょう(*´∀`*)
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