数秘術を使うことで、「運命のカルテ」を作成することができます。
生まれた時の生年月日、そして与えられた名前には、意味があります。
今回は、運命を紐解いていくための数秘術のチャートの作成方法をご紹介していきます。
あなたの運命のカルテはいかに?
「数秘術チャート」とは?
数秘術は、一つの観点からではなく複数の観点からその人の本質や人生に与えられた使命をあぶり出していきます。
つまり、一つの数字で全てが分かるのではなく、複数の数字を見て総合的に判断するというわけです。
例えば、
私が持って生まれた才能って何?
という問に対しては、生年月日を全て足し合わせることで求められる「誕生数」が答えをくれます。
一方、
この人生で成し遂げるべき使命は?
という問いについては名前のアルファベットを数字に変換したものを足し合わせた数字を使います。
さらに、「性格傾向」は「価値観は」・・・と、複数のパターンで計算を繰り返していくことになりますので、そのうちわけがわからなくなってしまうでしょう。
そこで役に立つのが、数秘術チャートです。ここでは、有名な数秘術研究家であるキャロル・アドリエンヌさんの手法を元にしたチャートをご紹介します。
数秘術チャ―トを作ってみよう
さっそく、ご自身の誕生日や名前の数字を元に数秘術チャ―トを作ってみましょう。
生年月日の合計です。(一桁の数字になるまで足してください)
生まれ持った資質、才能、人生に対する姿勢を表します。
名前をアルファベットで書き、【変換表】に従って数字に置き換えます。
その数字の合計が「運命数」です。
この人生で与えられた目的、使命、現実にしていくべき課題がわかります。
※このあたりの呼び方は色々ありますが、今回の基礎講座ではこの呼び方を使わせていただきます。
誕生数+運命数で算出します。
この人生で、最終的に何を成し遂げようとしているか、最終的なゴールがわかります。
名前の中の母音の合計数です。
その人が人生で一番大切にしていることがわかります。
名前の中の子音の合計数です。
他者の目に映る自分。周りの人があなたをどう見ているかがわかります。
名前の文字の総数です。
その人の弱点が表れます。
名前の中に、それぞれの数字が何回出てくるか?
日常レベルでの行動の特徴が表れます。
名前の中に出てこない数字は?
日常レベルでの行動の特徴、弱点が表れます。
身体、知性、感情、直感。それぞれの表現レベルのバランスがわかります身体数・・・4と5の合計
知性数・・・1と8の総数
感情数・・・2と3と6の総数
直感数・・・7と9の総数
「36-誕生数」で求められる年齢までが、人生の「第1期」と考えます。
人生の4つの時期を後押しする良い影響力を表します。
すなわち、人との出逢いや環境の変化など。第1期:月+日
第2期:日+年
第3期:第1期の頂点数+第2期の頂点数
第4期:月+年
人生の4つの時期に課題や責務を与える数字です。
簡単に言うと、それぞれの時期にどんな試練を与えられるかわかります。第1期:月-日
第2期:日-年
第3期:第1期の試練数-第2期の試練数
第4期:月-年
チャ―トを作る上での注意点
上記の数秘術チャートを作成するにあたっては、いくつか覚えておくべき注意点があります。
- 数字は全て、一桁になるまで足し合わせる。
- ただし、カルマナンバー(13、14、16、19)とマスターナンバー(11、22)については特別な意味を持っていますので、その数字の意味を重視します。
- 名前は必ず、出生届に記載された本名を使う。
- 名前は「ヘボン式ローマ字」をベースとする
それは、あなたの人生のカルテ。
そこに表れた数字を見ることで、人生の全体像を把握することができます。
大切なのは、一つの数字に囚われることなく、全体の「バランス」を見ること。
慣れてきたらぜひ、親しい人のチャートも作ってみましょう。
「あの人のことはよくわからない」と思っていた相手の意外な一面が垣間見え、今まで感じたことがなかったような親しみを覚えるかもしれませんね(*´∀`*)
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