占い師とは、時には人の人生を変えることになるかもしれない・・・
そんなお仕事ですよね?
もちろん最後に決めるのは、お客様ご自身です。
でも!
少なからず誰かの人生に関わることになるお仕事なので、自分の状態を最高の状態にしておかなければ、良いアドバイスなんてできませんし良いメッセージを受け取ることもできません。
私自身、
まとめて多くの方々の鑑定を行う際には基本的にエネルギーの高いホテルにこもって行います。
睡眠も万全な状態にし、体調を整えて鑑定を行います。
エネルギーが低い状態での鑑定はNGだと考えているためです。
アチューメントも同様で、眠れなかった翌日には絶対行いませんし、お酒もNGにしています。
自分自身が良い状態でこそ、満足していただける鑑定を提供できます。
コンサルなどに関しても同様です。
自分自身が整っているからこそ、良きアドバイスができる。
今後誰かの人生に関わっていくという方は、ぜひこの点を押さえておいていただきたいと思っています。
まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。
「寝ないで頑張る」はもう古い
「睡眠を削って勉強する」「寝る時間を惜しんで副業に励む」「資格取得を目指して、毎日3時間睡眠で頑張る」
いずれも、ひと昔前までは「すごい!」「素晴らしい!」「努力家だね!」と誉められるような行動でした。
しかし、昨今ではだいぶ事情が変わってきています。
なぜなら、睡眠を削ってしまうと肝心のパフォーマンスが落ちてしまうことが明らかになっているからです。
例えば、7時間寝ていれば半日で終わる仕事が、6時間しか寝ていないと丸一日かかってしまったり。
完成した仕事もミスだらけの穴だらけ。
これでは本人がどんなに「頑張ってますアピール」をしたところで、何の意味もありません。
「で?」と言われてしまいますよね。
脳を最高の状態で働かせるためには、適度な睡眠が絶対に必要です。
パソコンだって、稼働させっぱなしだと処理速度が徐々に落ちてきます。が、再起動すると動作が戻りますよね。
同じように私たちの脳も、定期的にシャットダウン ⇒ クールダウンさせなければいけないのです。
知っておきたい睡眠のメリット
それでも、「時間がもったいない」「削れるのは睡眠時間くらいだから」と言う方もいるでしょう。
しかし、睡眠がもたらす効果は仕事のパフォーマンスを上げることばかりではありません。
他にもこんなメリットがあります。
・成長ホルモンの分泌が細胞の若返りを促す ⇒ アンチエイジング効果!
・記憶を定着させる。特に、長く覚えておきたいことがあるならしっかり寝たほうが良い
・免疫力が上がり、病気にかかりにくくなる
・血圧や血糖値が正常値に戻りやすくなる
・食欲がコントロールできる(睡眠不足だと食欲増進ホルモンのグレリンが増加し、食欲抑制ホルモンであるレプチンが低下する!)
・メンタルが安定する
とりわけ注目したいのは、メンタルへの影響です。
十分な睡眠は不安やストレスを和らげてくれることがわかっています。
それは、不安を抑え感情を制御する脳部位の機能を高めてくれるから。
「なんだかわからないけど不安を感じてしまう」「得体のしれない焦燥感がある」「物事をネガティブに考えてしまう」
このような傾向がある方は、慢性的に睡眠時間が足りていないのかもしれません。
一度、自分がどれだけの時間寝ているかチェックしてみましょう。
理想的な睡眠時間は?
ここで、おそらくこんな疑問を持った方が多いでしょう。
「何時間寝れば、十分寝たと言えるの?」
その答えは、「人によって違う」が正解です。
必要な睡眠時間は遺伝子や年齢に左右されるので、短い睡眠時間でもいつもパワフルな人もいれば、いくら寝てもまだ眠いという方もいるでしょう。
ただ、一つの目安として「理想的には7時間」、「短くても6時間」は寝たほうが良いと言われています。
ちなみに、レイさんはどれ位寝ているんですか?
と不思議な位聞かれますが・・・
私は7時間、8時間は普通に寝ていますし、睡眠環境にもすごく気を遣っています。
私が提供しているコンテンツは、私一人で作成している訳ではなく、チームで作成しているため寝ていないように思われるのかもしれませんね。
【年齢別 必要な睡眠時間の目安】
・10代前半 約9時間
・10代後半 約8時間
・20代前半 7.5時間
・20代後半~30代 7時間
・40代~ 6.5時間
よく「私はショートスリーパーだからあまり寝なくても大丈夫!」という方がいますが、ショートスリーパーは全人口の1%以下です。
そもそも遺伝子の突然変異によって生じる現象なので、たぶんその人は厳密にはショートスリーパーではないでしょう。
たいていの人は、やはりたっぷり寝たほうが高いパフォーマンスを発揮できるのです。
睡眠の質を高めるコツ10選
時間だけ十分確保すれば良いというわけではないのが、睡眠の難しいところ。
自分では「しっかり寝ている」というつもりでも、しっかり休めていない場合も多いです。
一方で、時間は短くても良質な睡眠で身体を回復できている人もいます。
ただ布団に入って寝るだけではなく、プラスαでこんなことも意識してみると睡眠の質を上げて上手にリフレッシュできますよ。
★朝起きたら日光を浴びる(朝、作られたセロトニンが夜になるとメラトニンに変わって眠気を誘います)
★日中は活発に動き、寝る4時間以内は激しい運動を避ける(寝る直前の運動は身体が覚醒してしまいます)
★昼寝は15時までに20分以内(昼寝は夜の睡眠の3倍の効果があります!)
★カフェイン(コーヒー、玉露、エナジードリンク、ココア、緑茶、紅茶など)は14時以降、控えめにする
★夜は暖色系の間接照明にする
★アルコールは寝る3時間前までにする
★食事は寝る2~3時間前までに。軽めに済ませる(寝る直前に食べると、消化にエネルギーが奪われて疲れがとれにくくなります)
★寝る90分前に入浴を済ませる(一度上がった徐々に体温が下がっていく過程で眠気がきます)
★寝室には仕事に関するものを持ち込まない
★ベッドでスマホやタブレットを見ない
他に個人的に意識しているのは、寝る前の呼吸です。
「4秒かけて鼻から息を吸い、6秒かけて吐く」
「4秒かけて鼻から息を吸い、吸った状態で7秒キープ。8秒かけて息を吐く」
例えばこんな感じで自分なりに法則を決めます。(副交感神経を優位にするため、吐くほうを長くするのがポイントです!)
そして、「もう寝てもいいんだよ」「だんだん眠くなるよ」という感じで心の中で自分に暗示をかけて。
これで、リラックスした状態で自然に眠りに着くことができるでしょう。
こうして改めて呼吸に注目してみると、日頃、どれだけ自分の呼吸が浅いかに気付かされてハッとしますね。
プチ瞑想の効果もあるので、イライラしにくくなったりネガティブ思考が改善されたりといった変化もありますよ。
「寝ようと思ってもなかなか寝付けない」という方はぜひこの方法を試してみてくださいね。
【まとめ】眠気をこらえてまでやらなければいけない仕事はない!開き直りも大事
仕事の効率アップを図る上で欠かせない「睡眠」についてご紹介しました。
睡眠の質を向上させて日々の業務効率をアップさせるためのポイントをまとめます。
・眠気をこらえてダラダラ仕事するより、しっかり眠って翌日、集中したほうが仕事のクオリティは高くなる
・質の高い睡眠習慣は心身の健康維持に欠かせないもの
・本物のショートスリーパーは人口の1%以下
・最低でも6時間は寝た方が良い
・ただ寝れば良いというものではなく、睡眠の質を高める工夫が必要だ
もちろん人生には、本当に睡眠を削ってまでも必死に頑張らなければいけない時期もあります。
しかし、それは長く続けられるものではないし、続けて良い習慣ではありません。
「今はこんな生活だけど、数か月後(あるいは数年後)にはここまで頑張らなくても収入を安定させられるようにしよう」
と期限を決めて短期集中的に取り組むようにしましょう。
睡眠を削ることは、長期的に見れば命を削ることにもなりかねなのですから(*´∀`*)
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