占い師さんのための集客講座の第81回目としまして、売りたい気持ちが強いほど売れなくなると言う法則のお話をしていきます。
まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。
ビジネスがうまくいかない理由
ビジネスがなかなかうまくいかない…
そんな壁にぶつかっている方は、もしかしたら「売ろうとする気持ちでやっていること」がうまくいかない原因かもしれません。
ビジネスを行っていく上では、当然ながら利益は必要です。
でも、目的を利益にしてしまうとビジネスはなかなかうまく回りません。
マーケティングの基本ですは
あなたの商品を必要としている人に、必要なものを届けること。
どんなビジネスでも、この考え方が基本となり、ここからズレてしまうとビジネスはうまくいかなくなる。
売りたい気持ちが強いということは、自分自身に矢が向いているということ。
お客様の立場に立ち、何を求めているのかを考えた上でその方に今必要なことを提案することができれば、自然と商品は売れるようになります。
例えば、旅行に着ていく服を買いに行ったとします。
入ったお店で、たまたまマネキンが着ていた服を眺めていると、店員さんが話しかけてきて
「こちら、今人気のお洋服でかなり売れている商品になります。同じようなタイプの商品としては、こちらとあちらもおすすめです。よろしかったら試着されますか?」
みたいに言われたら、いかがでしょうか?
もちろん一目惚れして欲しいと思っていたのであればOKですが、ただ見ていただけで
旅行に行くにはちょっと堅苦しい服だなと思っていただけ…ということもあるかもしれません。
ここで「旅行に行くための服を探していたんです。旅行用におすすめの服はありますか?」と言える方なら良いのですが、この言葉が言える方は、早々多くはないはずです。
ですので、こんな場面で店員さんがするべきことは
「どんなお洋服をお探しですか?」という形のヒアリングだったということですね。
その上で、お客様のニーズに合う服の提案ができれば、購入につながる確率は大幅に上がります。
さらに、試着をしていただき
その服を着て旅行を楽しんでいるイメージができるから、購入していただけるようになる。
つまり、未来を先取りしていただくということ。
購入していただくためにはタイミングも大切
今このタイミングで必要ないと思うものを、無理やり販売しようとしても売れません。
そうではなく、今その方に必要なものは何なのか?のご提案をしていくことが重要だということですね。
先ほどの洋服の例でしたら、
旅行を楽しんで帰宅後に、「そういえば、この前見た服は職場に着ていくのにちょうどいいかも。店員さんも親切だったし、また買いに行こうかな。」という気持ちになるかもしれません。
これがタイミング、そして信頼関係です。
よく例に出される話ですが、
砂漠で喉が渇いてしんどい時であれば、お水が1万円だったとしても買いますよね?
・タイミングが合うこと
・信頼構築
・そして、ニーズにマッチした提案ができること
これらが重要であって、売りたい売りたいではなかなか商品は売れないということになります。
まとめ
それではまとめです。
ビジネスで行き詰まりを感じているという方は、一つの要因として
「売りたい気持ちが強すぎてしまっている」ということがあるかもしれません。
「売りたい」ではなく「お相手の立場になって考えたとき、何があれば、その方のお役に立てるのか?」をベースに考えていくことが大切だということ。
実際に売れている方の特徴として、
・ヒアリングができること
・引き出す力があるということ
また、お話しする前に仮説を立てるという事前準備も怠らない方が売れる方になります。
欲しくない方に、無理やり販売しようとしても売れません。
タイミングが大切。
それと共に、欲というのはお相手に伝わります。
良い関係を築くことに注力していくことで、自然と売れるあなたになっていきます。