アドラーの心理学の本の中から、ぜひ皆様にもお伝えしたい言葉をご紹介させていただきます。
人ってどうしても、今自分に配られていないカードに目が行きがちです。
どんなカードが配られたとしても、気づいてないだけできっとそれを生かす方法は存在しています。
手持ちのカードでより良い人生を作っていく方法を、ご紹介していきます。
良い人生を生きたい方にオススメのアドラー心理学
アドラーの心理学は日本でもかなり話題にのぼり、読んだことがあるという方、知ってるという方も多いはずです。
そんなアドラーの心理学は、これからの未来を楽に生きていくためにもかなり有効に活用することができます。
嫌われる勇気という本が1番有名ですが、実はこの本はタイトル以上に深い深い、私たちが幸せになるための方法がたくさん書かれている本です。
そんなアドラーの心理学の中で、「手持ちのカードを使ってどんなゲームを選ぶのかが大切」という言葉があります。
あなたの手持ちのカードは何?
手持ちのカードとは、もともと生まれた時からのあなたのことです。
人はそれぞれ、母を選んでこの世に生まれてくるなどとも言われたりしますが、自分の意識で選ぶことができる訳ではなくもともと決まってることです。
そして、「もっとお金持ちの家に生まれたかった。」「もっと綺麗な母から生まれたかった。」などと様々なもっと、もっとを考えたりするものです。
でも、あなたが生まれた家は一生変えられないものですよね?
どんな家に生まれて、どう育ったか。
これは変えることができないものです。
そして「あなたの持ち合わせている資質」も変えることができないものです。
もっともっと、と上を望んでも、何も変わらないのです。
これをアドラーは、トランプに例えています。
トランプのゲームをする時、配られたカードはもう変わらないですよね?
あのカードが欲しかった!と言っても後の祭りです。
今はその手持ちのカードでプレイするしかありません。
何となく、人生と似てませんか?
もっと鼻が高い顔に生まれたかったと言っても、今のあなたの鼻はそれです。
もっと頭が良く生まれたかったと言っても、なかなか難しいですよね?
もちろん後天的に努力をすることで、良い学校に入ることなどできるかもしれません。
でも、もともとの部分というのは変わらないはずです。
だったら、これらの先天的な部分に悩んでも、人生何も始まらないし時間の無駄なのです。
違う部分に神経を使った方が、より良い人生を作っていけませんか?
あなたというカードの生かし方を考えよう
あなたというカードの生かし方は、必ずどこかに存在しています。
自分とは一体?
ということで悩み、自分探しの旅を続けてるという方もいらっしゃるでしょう。
でも、なぜ自分を探し続けるのかといったら、自分自身が納得してないからですよね?
腑に落ちてないから、自分探しを続けているにすぎないはずです。
どうして腑に落ちないのか。
自分を知らないためです。
本当の自分と自分の性質が一致してないというのも正しい言い方かもしれません。
本当の自分、生きやすいと感じる自分を知り、そんな自分のストーリーに沿って生きていくのも一つの方法なのではないでしょうか?
人によって、カードの生かし方は異なってきます。
まずは自分が納得することが、一番大切なことです。
これができるようになると、人がどうだからとかいう他人軸に振り回されることもなくなり、人生の舵取りは、自分で行えるようになるはずです。
まだアドラーの心理学を知らないという方は、嫌われる勇気から読まれてみることをお勧めします。
人生に疲れてしまったという方にも、考え方が変わる一冊となるはずです(*´∀`*)
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