「星占い」というと、夜空にきらめく星々をイメージする方も多いことでしょう。
しかし、大事な存在を忘れてはいけません!それは「太陽」です。
なじみ深い「12星座」は、生まれた時に太陽がどの星座のハウスに位置していたか?で決まっています。
今日は、そんな「太陽」のお話です。
まずは動画でチェックしたいという方は、以下よりご覧いただけます。
「私は私である」という自信を与えてくる星
いつもそこにあって、私たちをあたたかく照らしてくれる太陽。
その存在なくして占星術は語れません。
占星術に登場する他の星とは異なり、太陽は「惑星」ではなく「恒星」で、自ら光り輝くことができる星。
ギリシャ神話の「アポロ神」と重ね合わせて考えられています。
星占いでいう「◎◎座」という星座は、その人が生まれた時に太陽が滞在していた場所で決まっています。
つまり、「自分らしさ」「個性」「その人がその人である理由」を司るのが太陽。
他の誰でもない、世界にたった一人のあなたという人間が人生を切り開いていくための、根幹を成す力を与えてくれる星です。
たとえてみれば、生まれた時に太陽がどんな衣装を着ていたか?に「その人らしさ」「その人が持ってうまれた気質」が表れるというわけです。
覚えておくと便利なキーワード
星占いを学ぶ上では「イメージ」が非常に大事です。
例えば、「太陽」をイメージしたときにパッと思い浮かぶのはどのような言葉でしょうか?
まぶしい、明るい、力強い、元気、パワフル…などは、比較的みなさん共通して持っているイメージではないかと思います。
これらに加えて、太陽にはこんなキーワードもあります。
・主体性
・創造性
・ゼロから生み出す
・意志
・意識
・行動
・個性
・野心
・地位の高い人
・強さ
・権威
・リーダーシップ
・独立独歩
・不運を跳ね返す
・王様の孤独
・しし座(太陽はしし座の支配星です)
・父なるもの
どうでしょうか?「なるほど」と思う部分もあれば、そうでない言葉もあったかもしれません。
「正解」はありませんので、あなたの中に思い浮かぶ太陽のイメージを大切に。
そのイメージと、各星座の持つ意味やイメージを組み合わせながら「人」や「人生」について解き明かしていくのが占星術の醍醐味です。
太陽は「父なるもの」を象徴する
太陽には「父性」というキーワードも与えられており、神話の中でも、太陽神は息子を持つ神様として描かれています。
息子を乗せて馬車に乗っていたところ、息子に従わずに馬が暴走し、結果的に大地を焼き焦がしてしまったとか。
そこで、ゼウス神が雷でその息子を撃ち殺した…という残酷なエピソードもあります。
このエピソードにもあるように、太陽は大地に恵みをもたらす働きを担う一方で、その力があまりに強大であるがゆえに人々を苦しめてしまうこともありますよね。
一家の父親像に当てはめてみれば、「いるだけで存在感のある頼れる父親」には「亭主関白でオレ様主義」な面があって家族をビビらせていたりもするものです。
社会を見ても、「カリスマ性」がある方にはなぜかそれだけで周りが従ってしまうという風潮もあるでしょう。
このように、太陽には圧倒的なカリスマ性で慕われる部分と、憎まれる部分があるということが言えます。
太陽の力を味方につけるには?
すでにお伝えしたように、太陽は星占い界の「王様」ともいえる存在。
そんな太陽を味方につけることができたら、他人に振り回されず、「私らしさ」に自信をもってこの世の中を生き抜いていけるでしょう。
太陽を味方につけるには、ずばり、朝の日光を浴びるのがおススメ!
朝、太陽の光を浴びることは睡眠ホルモンである「メラトニン」の分泌サイクルを整えることにもつながり、これが質の良い睡眠をもたらします。
良質な睡眠は心身の健康には欠かせないものであり、健康になることで行動量も増え、様々なチャンスも引き寄せやすくなりますよ。
ぜひ、積極的に「太陽」と仲良しになる生活を心がけてみてください。
それが自信にもつながり、よりあなたらしい人生を形づくることができるでしょう。
まとめ
占星術の主役ともいえる「太陽」についてご紹介しました。
星占いにおいて、太陽が握っているのは「私が私である理由」。
まさに「12星座」の占いには、その答えがあると言っても過言ではありません。
年に一度、太陽があなたが生まれた時に滞在していた星座に戻ってくる月(要するにお誕生月)は人生を見つめなおすチャンスです。
今の自分と、「ありのままの自分」「あるべき自分の姿」の間のずれを認識しギャップを埋めるタイミングでもあるので、誕生月をうまく生かして人生をより良い方向に進めていきましょう。
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